中村獅童 次男・夏幹の両手の小指欠損を公表した訳明かす「これが正解だったかどうかはわからないけど…」

2024年02月26日 22:30

芸能

中村獅童 次男・夏幹の両手の小指欠損を公表した訳明かす「これが正解だったかどうかはわからないけど…」
中村獅童 Photo By スポニチ
 歌舞伎俳優の中村獅童(51)が26日放送の日本テレビ系「人生が変わる1分間の深イイ話」(後9・00)の「復活SP第3弾有名人の家族は本当に幸せなのか?SP」に出演。次男の小川夏幹(なつき、3)の両手の小指が欠損していることを公表したことについて、思いを語った。
 獅童は昨年11月、「十二月大歌舞伎」の取材会で、夏幹について「これまで明かしてこなかったこと」として時間を取った獅童は次男が、両手の薬指と小指がくっついた状態で生まれたことを公表。病名は明かさなかったが、これまで骨を切り離し、形を整える2度の手術を受けたと語った。現在は「両指の小指がない状態」と説明した。

 夏幹は長男の陽喜(はるき、6)とともに、自ら歌舞伎をやりたい、と語ったという。妻の沙織さんは「もしやったとしてもお客様が受け入れてくれるのか、わからなかった。最初は何も言わないで初お目見えをしようと思っていた」と語り、獅童も「何度も何度も話し合いました」と当時の葛藤を明かした。

 その結果、夏幹の「歌舞伎への思いを全力で支えていく」という結論に。獅童は「舞台に出るからには、先に言っておこうかなと。彼が大人になった時に、親父はちゃんと会見で自分のことを話してくれただなと。これが正解だったかどうかはわからないけど…」と語り、将来「彼が小学校に上がったくらいで、自分の体のことがわかった時にどういう反応をするかってことです。僕らにとっては日常のことなので、特別なことでもないし」と思いを語った。

 さらに、13年に急逝した母・小川陽子さん(享年73)なら「全然気にしないでしょ」って言ったと思う、とし「俺も彼が物心ついた時にそういうつもり。どうってことないよ。そういう家族でありたい」と父としての思いも明かした。

 また、昨年夏幹のことを会見で話した後、「同じ境遇の方がたくさんメッセージくださって、こんなに大勢の方が、同じような生まれつきのことで悩んでいらっしゃる方が、思っていた以上に多いんだなってことと、やっぱり、表現者を、役者をやっているからには時代を切り開いていきたいのが歌舞伎役者ですから」を語り「俺は本当にあいつがこれから大人になるにつれて、あの人にしか分からない痛みであったりとか、苦しみであったりとか、悲しさが出てくるわけです。その気持ちをちゃんと蓄えておいて、芝居に生かすことができたら、もうかなわないです」と語った。

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