橋下徹氏 札幌の刃物男、3人死傷事件に「この事案だったら銃を使っても…ただ、社会がそこまで」
2024年02月26日 08:48
芸能
道警によると、午前6時45分ごろに店員から「包丁のようなものを持った男が暴れている」と110番があった。警察官が駆け付けると、男と60歳の男性、女性が店外にいた。道警は男が手にしていた包丁1本を押収した。事件当時店内には、店員5人と客がいたという。
男は3人を刺したことを認める一方、支離滅裂な話もしているという。レジに荒らされた形跡はなかった。道警は40代男性に対する殺人容疑も視野に、詳しい状況や動機を調べている。近所の人が撮影した動画には、警察官が複数人で男を組み伏せ、近くであおむけに倒れる男性を介抱する様子が映っていた。
橋下氏は、駆け付けた警察官が警棒を手に刃物を持った男を取り押さえる映像を見て「今回の警察官に敬意を表したいのは、この映像を見ても刃物を持っているにもかかわらず警棒での攻撃の仕方が本当に必要最小限で、身体に打撃をどんどん与えるというよりも、最小限の形で、一歩間違えれば自らが危害を加えられるかも分からないのに、ここで取り押さえたというのは本当に敬意を表します」と話し、「米国だった銃を使いますからね。銃を使うのに凄く慎重なのは、この映像からも分かりますよね」と指摘した。
そして、「僕はこの事案だったら銃を使ってもいいと思うんですが、ただ、社会がそこまで許容するかどうかというのは、警察官の命にかかわっていることなので、われわれは何でもかんでも銃を使うな、銃を使うなっていうことではない議論が必要ですよね」と自身の考えを述べた。