宮根誠司 北青鵬の暴力行為を受け角界にプロアスリート化へのススメ「共同生活なくさないとダメ」

2024年02月26日 20:45

芸能

宮根誠司 北青鵬の暴力行為を受け角界にプロアスリート化へのススメ「共同生活なくさないとダメ」
宮根誠司アナ Photo By スポニチ
 宮城野部屋の北青鵬が弟弟子2人に1年以上も暴力行為をしていたことについて、読売テレビ「ミヤネ屋」で司会を務めるフリーアナウンサーの宮根誠司が言及。度重なる角界の暴力事件に「相撲部屋の制度をなくすしかないのでは」と持論を述べた。
 発表されている北青鵬の“イジメ”は陰湿そのもの。殴る、突き飛ばすだけではなく睾丸への平手打ち、殺虫剤に火をつけて顔に近づける、指に瞬間接着剤を塗るなどの行為を昨年7月から続けていたという。しかも、宮城野部屋からの報告ではなく、弟弟子の親が相撲協会などに訴えて発覚した。

 07年に時津風部屋でリンチが原因で力士が急死。その後も断続的に暴力事件が起こっている角界の現状。宮根は「幕下以下の力士に対して給料は出ないけれども、引退するまで衣食住には困らないなど相撲部屋にはいい部分もある」と前置きしながらも、「この共同生活というのが暴力の温床になっているのでは」と推察した。

 また、特殊な角界の“階級制”の弊害も上げた。「年齢とか入門年数とか関係なく、1つでも番付が上だったら部屋頭になっちゃうわけじゃないですか。彼も22歳で番付がドーンと上になって、誰も何も言えなくなったのでは」と、実力社会にあまりに特化した角界の風習が北青鵬の人格形成に悪影響を与えた可能性を指摘した。

 宮根は思いきった改革をしないと角界の暴力問題は解決しないと考えており「密室での暴力がなくならないのであれば、それも全部なくしてプロ野球選手のように年俸制にするとか、共同生活をなくすとか、稽古の時だけ集まるとか、それくらいやらないとダメなんじゃないかなという気もします」と話していた。

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