東国原氏 宮城野親方の厳罰に現役時代の行動との関係指摘「前があるっちゃある…厳罰化されたんじゃ」

2024年02月26日 16:07

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東国原氏 宮城野親方の厳罰に現役時代の行動との関係指摘「前があるっちゃある…厳罰化されたんじゃ」
東国原英夫氏 Photo By スポニチ
 元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫氏(66)が26日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、弟子の幕内・北青鵬(22)の日常的な暴力行為に対する監督義務違反で、師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)への処分について見解を示した。
 日本相撲協会は23日に臨時理事会を開き、宮城野親方を委員から年寄への2階級降格と、3カ月の20%報酬減額とする処分を決めた。師匠としての素養と自覚の欠如も問題視され、4月以降は所属する伊勢ケ浜一門が宮城野部屋を預かることを決めた。

 師匠失格とも取れる厳しい処分。東国原氏は「宮城野親方は現役時代、横綱の時に3回くらい注意とけん責を受けているんですよね。日馬富士の暴力の時も、同席されていて止めなかった感じ、等々もありました」などと説明。「前(歴)があるっちゃ前があるんです。(そのため)今回の指導力というのは、重く厳罰化されたんじゃないかなと私は思うんですけどね」と自身の考えを口にした。

 北青鵬は引退届を提出し、受理された。弟弟子2人に行った暴行の具体的内容は理事会でも明かされ、顔面や睾丸(こうがん)への平手打ち、手指への瞬間接着剤の塗布、バーナー状にした炎を体へ近づけるといった行為があったという。週に2、3回という頻度で、22年7月ごろから約1年半、日常的に繰り返していたことも分かっている。

 2メートル4という長身で、曙の再来とも期待されたホープだったが、自らの蛮行で角界から姿を消した。東国原氏は「人間的な教育が追いつかないまま、成長して出世するんですよね。そうすると内心は幼稚、稚拙のまま番付だけが上がって、社会的には偉くなっていくわけですよね。そこのギャップをどう埋めるか」と厳しい言葉を並べた。

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