日テレ、「セクシー田中さん」問題受け4月ドラマで「今までと違う決まり事はない」「一刻も早く対応」

2024年02月26日 17:50

芸能

日テレ、「セクシー田中さん」問題受け4月ドラマで「今までと違う決まり事はない」「一刻も早く対応」
日本テレビ社屋 Photo By スポニチ
 日本テレビの定例社長会見が26日、東京・汐留の同局で行われ、昨年10月期放送の同局ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死した問題について、今月23日から「社内特別調査チーム」による調査を開始したと報告。また、契約の詳細などにも触れた。
 同局は、今月15日付で「社内特別調査チーム」を設置。今月23日から調査を始めたと説明した。石澤顕社長は「このチームにより速やかに調査を進めて真摯に客観的に検証し、その上で全ての原作者、脚本家、制作者の方々がより一層安心して臨める態勢を構築できるように努めて参りたい」とした。

 同局はドラマ化にあたっては「包括的な法的契約書“原作契約書”がある。契約書の中で著作者人格権の扱いについて規定されることが一般的。一方で、演出の詳細についての約束をその都度入れていくものではない」と説明。その点も含めて、現在特別調査チームで調査中とした。

 4月期のドラマ制作にあたり、新たな対応を取っているかを問われると、福田氏は「今この時点で今までと違う何かをスタートさせたとか決まり事をしたということはない。一刻も早くその必要がある場合は対応していきたいと思っています」とした。

 芦原さんは先月26日に更新した自身のXで、ドラマの脚本を巡り局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったとして視聴者に向けて謝罪。当初提示していた「漫画に忠実に描く」などの条件が反故になっていたと明かしていた。芦原さんは28日に一連の書き込みを削除。新たに「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい。」と投稿し、29日に栃木県内で死亡しているのが見つかった。

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