日テレ「セクシー田中さん」調査チームの詳細発表 「半沢直樹」ドラマ監修の弁護士が担当 23日調査開始

2024年02月26日 14:00

芸能

日テレ「セクシー田中さん」調査チームの詳細発表 「半沢直樹」ドラマ監修の弁護士が担当 23日調査開始
日本テレビ社屋 Photo By スポニチ
 日本テレビの定例社長会見が26日、東京・汐留の同局で行われ、昨年10月期放送の同局ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死した問題を受け設置した「社内特別調査チーム」の詳細を説明。「外部有識者」として招へいした弁護士2人を発表した。同チームによる調査を今月23日に開始したことも報告した。
 芦原さんは1月26日に更新した自身のXで、ドラマの脚本を巡り局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったとして視聴者に向けて謝罪。当初提示していた「漫画に忠実に描く」などの条件が反故になっていたと明かしていた。芦原さんは同月28日に一連の書き込みを削除。新たに「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい。」と投稿し、29日に栃木県内で死亡しているのが見つかった。

 同局は今月15日付で、社内特別調査チームを設置すると発表。ドラマ化にあたって窓口となっていた小学館と協力し、新たに外部有識者に協力をを依頼した上で、ドラマ制作部門から独立した社内特別調査チームを設置するとしていた。

 この日、社内特別調査チームの詳細が明かされた。現時点で発表されたメンバーは4人。「外部有識者」として早稲田裕美子弁護士、國松崇弁護士を招へいし、「社内メンバー」として山田克也取締役執行役員を責任者として擁立。同局顧問弁護士・谷田哲哉弁護士が担当すると報告した。

 國松崇弁護士は元TBS社員。エンターテインメント事業分野を得意とし、TBS日曜劇場「半沢直樹」「下町ロケット」、「99.9-刑事専門弁護士-」(TBS)など多くのヒット番組の法律監修等を手掛けた。

 調査チームでの手腕に注目が集まる。日本テレビは「コンテンツ制作の契約法務、番組(ドラマ、脚本など)の法律監修や考査・検証など、メディア・エンタメ関係の実務に幅広い知見と実績がある」としている。

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