藤井貴彦アナ 58歳で死去した父の存在がフリー転身後押し「いつも父親の年齢を目安に生きてきた」
2024年02月27日 07:00
芸能
藤井アナの父・昭彦さんは02年、がんのため58歳で死去した。「父親はがんで亡くなって。最期、家で亡くなったんですけど、死ぬのは怖くないと。だけど、皆とお別れするのが寂しいと。初めて父親が寂しそうに話しているのを見ましたね。どちらかというとソリが合わなかったんですけど」と語った。
藤井アナは「いつも父親の年齢を目安に生きてきたので、自分の時間を、残り少ない時間を大切にしたいと考えると、より大切にできるのは、会社員であるよりも、フリーになった方が大切にできるんじゃないかと。もし、父親が58歳で亡くなったことを目印にしてなければ、私はまた違った選択をしていたかもしれないですね」と明かした。
さらに「今考えると、人生を一番逆算していた時期だと思うんですよ父親にとっては。もう少ない日数だから。だから自分の思いを、あまりソリの合わなかった長男にも伝えておこうかなと思ったんじゃないですかね。だからこそ、父親があの時した逆算を、まだ私が余裕があるうちにやれるのであれば、やりたいって思いました」とした。
藤井アナは出演中の「news every.」は3月末で卒業し、4月から有働由美子アナの後任として同局「news zero」のメインキャスターを務めることが決定している。