ききみみ 音楽ハンター
新鋭K-POPグループ「T1419」 日本人メンバーLEO&ZEROが見据えるコロナ禍乗り越えた未来
2022年04月13日 05:30
芸能
2019年に韓国事務所などが主催するオーディションに合格して渡韓した。言葉の壁もある中、メンバーは共同生活。厳しい筋トレやダイエット、レッスン漬けの日々を経て韓国でデビューした。
「韓国は毎日、音楽番組がある。帰宅2時間後にまた出発とか…当初は慣れずにしんどかった」とLEO。ZEROも「そんな稼働が長ければ5週間続く。きたえられた」とハードぶりを明かした。苦楽を共にし、絆を深めた9人は今や、互いの性格や思考も理解。当然、パフォーマンスの一体感にもつながった。
あこがれ、目指したK―POPグループの一員として日本デビューできた喜びは大きい。コロナ禍以後はかなわなかった帰国も実現。ZEROは大阪出身、LEOは兵庫出身だ。久々の母国に、「日本語を見ただけで感動。コンビニの品ぞろえにも感動して1時間ぐらいおった」とZERO。LEOも「2年ぶりに両親に会えた」と、関西弁でうれしそうに話した。
日本ではまだスタートラインに立ったばかりだ。数あるK―POPグループの中「メンバーの半数近くが日本人でとっつきやすいはず」とアピール。「次は9人全員で、さらに凄いものを見せに来たい。いつかドームツアーもしたい」と未来を描き、目を輝かせていた。(萩原 可奈)