ききみみ 音楽ハンター
山本彩 末っ子はそして“NMB48の父”となった
2018年03月19日 14:19
芸能
「ジャーバージャ」はSTU48も兼任するAKBの岡田奈々(20)が初センターを務める。実は岡田、2年前の本紙取材で「山本彩さんみたいなキャプテンも任され、グループの真ん中に立つエースを目指す」と語っている。山本に伝えると照れたが、「私もなぁちゃんの歌声が好き」と相思相愛を強調。ソロ活動もこなすグループ屈指の歌姫が「ハスキーなのに通る声で心地いい」と、絶賛した。
同曲は華やかなミディアム・ダンス曲。バブルガム・ブラザーズの「WON’T BE LONG」をほうふつさせ、どこか懐かしい。「上の世代の方にも親近感を持って聴いてもらえると思う」と自信を見せた。
NMBの「下手を打つ」のミュージックビデオは大阪市西成区で撮影した。センターを務める城恵理子(19)が亡き母と落ち込む父に代わり、ホルモン焼き店を再開する娘を熱演。まるでアニメ「じゃりン子チエ」だ。チエの父・テツの声を務めた西川のりお(66)が父役で出てくるのがまた、憎い!
撮影では、走るシーンのリハで小嶋が転倒して膝から流血。今も傷が残る。「気合が入り過ぎて…忘れられない作品になりました」と苦笑い。安田は「ホルモン焼きの網を持って町を走った。めったにできない経験です」と笑顔がはじけた。
ところで、山本には2人の兄と1人の姉がいる。山本の実家も訪ねる仲良しの後輩・三田は「家ではめっちゃ末っ子気質。両親に甘え兄姉に頼ってます」と、常に凜(りん)として頼れるエースの意外な素顔を明かした。本人も「家にいたら何もしない」と苦笑い。だが創成期からセンターを担うNMBでは、「長女というより、もはや子だくさんの父親(笑い)。大黒柱として堂々としていないと」と語る。その自覚と努力にメンバー3人も敬意を表していた。
※「ジャーバージャ」については、3月21日放送のMBSラジオ「子守康範 朝からてんコモリ!」の午前7時台でさらに詳しく紹介します。