ききみみ 音楽ハンター
竹内力 ヒットの嗅覚に自信あり「演歌もロックも歌いたい。1曲当てて紅白に」
2017年10月16日 11:43
芸能
俳優、歌手以外に竹内はビジネスマンの顔も持つ。自ら設立した会社「リキ・プロジェクト」では映像製作。「聖の青春」「オケ老人」などメジャー映画も手掛けた。実は前述のドラマも自身が原案・製作総指揮。「闇の〜」では文武両道の二枚目、「大馬鹿代」では「パンチパーマでママチャリに乗ってる霊長類最強のオバハン」というまさかのヒロインを自身に演じさせた。「何か面白いキャラがないか」と考え出した濃すぎるビジュアルは、話題を呼んだ。
「萬田銀次郎と大馬鹿代を同じ役者がやってるって面白いでしょ。別人格になってこそ役者」と熱く語った。「“クサい芝居”と言われても構わない。それが俺のやり方。人ができない事をやる。屁してパンチラするオバハンを演じる俳優は世界で俺だけ」と笑う。
自身のLINEスタンプも大人気で、ビジネスは絶好調。構想は尽きないようだ。「ネタ帳は頭の中で、消えるものはインパクトがないって事。Vシネ時代からこつこつアイデア磨いて戦ってきた。今後も面白いもの作りますよ」と自信。歌についても「演歌もロックも何でも歌いたい。1曲でいいから当てて、紅白に出たいね」。鍛えたヒットの嗅覚が音楽界にも通用するかに、要注目だ。(萩原 可奈)