ききみみ 音楽ハンター
来年15周年 スキマスイッチ 不惑の“全力少年”全開
2017年11月24日 18:12
芸能
常田は、「初めて“顔バレ”したのも大阪」と懐かしむ。信号待ちで、道路の向こう側から「スキマスイッチ〜!」と呼ばれ、「ついにバレたか」と喜んだ。当時は「奏(かなで)〜!」と曲名で呼ばれることも。「奏ってユニットのスキマスイッチって曲、とよく間違われた」と笑う。
ごひいきの多い大阪だが、ただ甘いわけではない。大橋は「いいステージをすれば最高に盛り上がってくれるし、逆だと全然。“最近はどうなんだ”と試されてる感じ。アメとムチですね」と苦笑い。来年も長い全国ツアーが控え4月18、19日の大阪・フェスティバルホール公演のほか関西では京都、兵庫公演も行う。シビアな関西人に“アメ”の反応をもらうべく「気合入ってます」と声をそろえた。
彼らの楽曲は詞曲、編曲はもちろん曲名も秀逸。「全力少年」「ボクノート」など独特の言葉センスが光る。「そう言われるとうれしい。題名には時間をかけます」と2人。片仮名、平仮名、“・”を入れるかにもこだわり「会ってても字面で見たくて、案をメールで送り合う」と明かした。
MBS系の年末恒例音楽番組「クリスマスの約束」では、小田和正(70)や「スターダスト・レビュー」の根本要(60)らと共演。小田が根本に「まだ60歳か」と言う姿に、「40歳がどうとか言ってられない」と常田。40代も“全力少年”な姿を見せてくれそうだ。(萩原 可奈)