ききみみ 音楽ハンター
市岡裕子 亡き父・岡八朗さんの遺伝?エンタメ精神を作品に投影
2019年06月03日 14:45
芸能
涙を誘う感動曲に始まり、和太鼓に乗せて賛美する前代未聞の「ハレルヤ音頭」で明るく締める。「父は〝泣かせて、笑わせんと〟って言うてた」と、遺伝の?エンタメ精神が作品に投影された。かつては娘の芸能界入りを許さなかった昔気質の父も、晩年は英語が話せて歌える娘の才能を買っていた。「いつか一緒にアメリカで講演会しよう。オマエは歌って、俺のしゃべりは通訳してくれ」と語った父の夢を継ぐように、各地の舞台に立ち、歌とトークで元気を届け続けている。
6月9日には、主宰するゴルペルチーム「せっつファミリークワイヤー」の20周年記念無料公演を安威川公民館大ホール(摂津市)で開催。「よく続いてるよね」と照れていた。(萩原 可奈)
★市岡の楽曲は、5日放送のMBSラジオ「子守康範 朝からてんコモリ!」7時台で紹介。