巨人・原監督 2日連続サヨナラ勝ちも平内に大苦言「逃げて逃げて逃げて…勝負になりませんね」

2023年09月18日 19:13

野球

巨人・原監督 2日連続サヨナラ勝ちも平内に大苦言「逃げて逃げて逃げて…勝負になりませんね」
ファンにあいさつする原監督(左)と阿部コーチ (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人4―3ヤクルト ( 2023年9月18日    東京D )】 巨人は延長12回の末、今季の5位以下が前日確定したヤクルトに連日のサヨナラ勝ちを収めて2連勝。東京ドームでのヤクルト戦はこれで7連勝となり、貯金1とした。巨人のサヨナラ勝ちは今季10度目。
 2度連続の当日先発回避から33日ぶりに登板した先発左腕・グリフィンが5回2安打無失点と力投。坂本が6回、8回と2度の勝ち越し二塁打を放つも3―2で迎えた9回に5番手左腕・中川が1点リードを守れず、同点。今季16度目の延長戦に突入した。

 そして、3―3のまま迎えた延長12回だった。7番手右腕・平内が2四球を与えてピンチを招くも、8番手右腕・船迫が1死満塁のピンチを無失点でしのいで敗戦がなくなったその裏。代打・北村拓が二塁打を放ってチャンスメークすると、最後は増田大がプロ8年目にして初となるサヨナラ打を放った。増田大は今季2安打目で初打点だった。

 試合後、原辰徳監督(65)との主なやりとりは以下の通り。

 ――グリフィン。

 「久しぶりで、投球、よく投げたなという感じですね。最初はコントロールっていうものが、でも後半だいぶ良くなってきてね。球数も思っていたところですかね。70、80弱ですかね」

 ――大勢は連投回避。

 「そうですね。まだそこは大事にいく必要があるということですね」

 ――船迫が。

 「本当は平内があそこのイニングをね、連投が続いているので船迫は…。なんとか平内にっていうところを託したんですけどね。あれだけ逃げて逃げて逃げてではやっぱりね、勝負になりませんね」

 ――苦言を呈した。

 「いやいや、だってもうね、本当は円熟期に入らないといけない人ですから。そこは自分で何かをきっかけにして、起点とするというところをね、我々が傷口になんていうかな、やっぱり腫れ物に触るようなことでは、彼自身のためにもね、もっともっと大きくなってもらいたい人だから」

 ――9球連続変化球。

 「まあだから、そういうところですよね。一番真っすぐを多く練習しているわけだから。彼は…彼だけじゃないよ、彼だけじゃないけど、練習を一番多くしているボールをね、追い込んでから投げられないのは果たしてどうなのかと思いますね」

 ――7回はバッテリーを同時交代。

 「今日は正直、最後のとりでが船迫っていうところだったんですね。したがって1人なんかっていうところは、逆算もいろいろ考えながらあそこですぐまたピンチヒッターを送れること、先のことを考えたらやっぱり、岸田のところに、大城のところにピッチャーを入れたら、総合的に考えてですね」

 ――大城卓は膝への自打球。

 「まあそれも、多少はあるでしょうけど、しかしそっち(打順)の方が大きいですね」

 ――最後決めたのがベンチの選手。

 「ね!若い人たちが最後いろいろ力になってくれているのでね、ピッチャーも菊地なんかも良かったしね、だいぶ若い芽というものがね、育ってきていると思いますね」

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