ロッテ吉井監督 延長12回粘りの勝利「もっと早く点取ってほしいです」

2023年09月18日 20:51

野球

ロッテ吉井監督 延長12回粘りの勝利「もっと早く点取ってほしいです」
<西・ロ>9回、適時打を放ちクリスキーと交錯しながら一塁へ走る安田 (撮影・白鳥 佳樹)  Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ2ー1西武 ( 2023年9月18日    ベルーナD )】 ロッテは1点を追う9回2死二塁から7番・安田の右前適時打で同点に追いつき、延長12回2死三塁からボー・タカハシの暴投で三走・友杉が生還して勝ち越し。逆転勝利で西武戦の3年連続勝ち越しを決めた。
 先発の西野が初回に1点を失ったものの、8回を4安打1失点、無四球の7奪三振と好投。救援陣も踏ん張り、11回に4番手で登板した横山が2勝目、12回を締めた沢村が今季3セーブ目、可逆性脳血管攣縮(れんしゅく)症候群から復帰後、初のセーブをマークした。

 吉井監督との一問一答は以下の通り。

 ――粘って粘っての勝利だった。

 「もっと早く点取ってほしいです」

 ――9回は2死から安田の一打で追いついた。
 「数字を見ると4回に1回(ヒットが)出るかなっていう打率だったので、ええとこで打ってくれました」

 ――二塁走者は和田。これまでも安田とコンビで良い得点を挙げていた。

 「そうですね。今気づきました」

 ――延長12回はその安田に代打を起用して送りバント。

 「あそこで1点を取らない、引き分けか負けしかないので勝負に出ました。安田も4回に1回しか打たないので、次の1回がいつ出るか分からないから(笑)。バンドの方が確率高いかなと思って。結果は向こうのミスで点入りましたけど」

 ――友杉が佐藤都の左飛で三塁に進んでいたのが大きかった。

 「もちろんです。友杉がしっかり走ってくれたんで、良かったです」

 ――結果的に代走で出た2人が生還した。

 「こっちは勝負かけてるんで、選手たちがそれを分かっていてくれてて、しっかり走ってくれたかなと思います。友杉も出したので、サードがブロッソーしかいなかったから、ちょっと守備は不安だったけど、勝負にいって良かったです」

 ――沢村が復帰後初セーブ。

 「特にないです。もうベテラン選手なので、自分でやることは分かっていると思うから。それで結果が出なかったら、それは彼の責任なので」

 ――復帰前と復帰後の違いは。

 「特に何も変わってないですけども、あのぐらいになると、マウンドでの経験が豊富なので、何をしちゃダメかで、そのためには何をしたらいいかっていうのはできるので」

 ――先発の西野は8回1失点。

 「西野の投げる試合はずっと点入ってなかったので(23イニング無得点)かなり怒ってたと思うんですけども、よく頑張ってくれます。絶対怒ってると思います(笑)」

 ――本人はあまり調子が良くなかったと話していた。

 「そうですね。初回の初球を見た時に、あれ、今日にいつもの西野じゃないなと思ったんですけども、3回ぐらいから調子が上がってきました。その辺は彼もベテランなんで、うまく修正してくれて助かりました」

 ――結果的に野手をほとんど使い切った試合で勝ち切れた。

 「どんな試合でも、どんな使い方でも、勝てればオッケーなんですけど、今日は守備のことを考えると、ちょっと勝負に出たので、本当に勝てて良かったです。あれで守備が悪くて、裏に逆転されてたら、こちらの責任なので、みんなよく頑張ってくれて助かります」

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