伸びた髪、大人になった横顔 仙台育英のスタンドに「世界一の男」 後輩に「最高の経験を持っている」

2023年09月18日 19:32

野球

伸びた髪、大人になった横顔 仙台育英のスタンドに「世界一の男」 後輩に「最高の経験を持っている」
U18の世界一に貢献した山田(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 【秋季高校野球 宮城県大会2回戦   仙台育英5―2東北 ( 2023年9月18日    仙台市民 )】 今夏の甲子園で準優勝した仙台育英(宮城)が秋季県大会初戦に臨み、5―2で東北を下した。先発した左腕・武藤は6回1/3を3安打1失点。右腕・山元、右腕・佐々木広の計3投手による継投で逃げ切った。
 
 2―0で迎えた3回には4番・湯浅主将の公式戦初本塁打の3ランでリードを広げた。打線は10安打5得点と勝負強さが光った。

 今夏の甲子園大会まで主将を務めた山田脩也内野手(3年)は一塁側スタンドで、引退した3年生メンバーらとともに応援。招集された高校日本代表では「第31回WBSC U18ワールドカップ(W杯)」で悲願の初優勝に貢献した。山田の一問一答は以下の通り。

――世界一になった感想は。

「去年は日本一で、今年は準優勝と悔しい思いをしたんですけど、高校野球の最後に世界一になることができて本当によかったです」

――U18での収穫は。

「球の質、野球の細かさは日本と違うところがあり、良い経験にできたと思います」

――新チームはどう見えている。

「育英は初戦で、最初はどうかなと思ったんですけど、打線もうまくつながっている。守備は細かいミスはあったが、守れているので、安心して見ることができています」

――2年生はどんな代ですか。

「日本一と準優勝を知っているので、最高の経験を持っていると思います」

――期待したいこと。

「変わらずに一戦必勝で臨んでほしい。自分たちの代とはチームスタイルが違うと思うので、長所を生かして戦ってほしいですね」

◇山田 脩也(やまだ・しゅうや)2005年(平17)8月20日生まれ、宮城県出身の18歳。5歳で野球を始め、南吉成小時代は仙台広瀬リトルリーグでプレー。南吉成中では仙台東部リトルシニアに所属。仙台育英では1年春からベンチ入り。憧れの選手はヤクルト・山田。1メートル77、71キロ。右投げ右打ち。

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