中日・根尾昂 今季初登板で7回途中4失点も自責は0 “根尾くん”トレンド入り「どっちも大成して」

2023年09月18日 16:19

野球

中日・根尾昂 今季初登板で7回途中4失点も自責は0 “根尾くん”トレンド入り「どっちも大成して」
<中・広>気迫のこもった投球を見せる根尾(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日-広島 ( 2023年9月18日    バンテリンD )】 中日・根尾昂投手(23)がプロ初勝利を目指し、今季初登板。7回途中4失点と力投し、X(旧ツイッター)では「根尾くん」がトレンド入りするなど、盛り上がりを見せた。
 根尾は立ち上がり、先頭・秋山を四球で歩かせたものの続く羽月を遊ゴロに打ち取ると、18年ドラフト1位同士である小園は中飛、堂林も中飛に抑え、立ち上がりを無失点でしのいだ。

 4回1死から小園に二塁への内野安打を許し、初安打を浴びたが冷静に後続を断った。5回も先頭・坂倉に左前打を浴びたものの続くマクブルームを右飛、田中を一直併殺に打ち取った。

 7回は味方の失策もあり1死満塁のピンチからマクブルームの二ゴロの間に三塁走者が生還。1点を失いなおも2死一、三塁から田中に四球を与えたところで降板。それでも球場からは力投した背番号7に大きな拍手が送られた。

 後を継いだ藤嶋が中村に中前適時打を浴び、代打・松山の痛烈な打球を一塁手・ビシエドがはじいてしまい二者生還。根尾の投球内容は6回2/3を4失点ながら、失策が絡み自責は0点となった。

 バットを握っては2点を先制した2回、なおも1死二塁の好機で打席が回って来たが遊飛に倒れた。それでも4回2死一塁の第2打席で2ボールからの3球目、外角直球を振り抜くと打球は右前へ抜け、今季初安打をマーク。一、二塁に好機を拡大すると、岡林の中前適時打を呼び込み、追加点を演出した。

 6回1死二塁の第3打席は左前に抜けそうな打球を放ったものの、18年ドラフト1位同士の“ライバル”である相手遊撃手・小園が好捕。惜しくも遊ゴロに倒れた。

 Xでは「根尾くん」がトレンド入りし「根尾くんめっちゃええやん」「根尾くんマジで覚醒してほしいな!応援してる!」「内ピッチ!」などと5回無失点の投球内容を称える声のほか、第2打席で放った右前打に「野手のような強烈な一打を放つ!!」「根尾くんはやはりピッチャーのバッティングじゃないよな 大谷くんみたいにとはいかないけど、どっちも大成してほしい」とさらなる活躍を願う声が寄せられた。

おすすめテーマ

2023年09月18日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム