まさか…中日・根尾昂7回途中まで好投も救援陣リード守れずプロ初勝利の権利スルリ「次は粘れるように」

2023年09月18日 16:39

野球

まさか…中日・根尾昂7回途中まで好投も救援陣リード守れずプロ初勝利の権利スルリ「次は粘れるように」
<中・広>7回、降板を告げられベンチに戻る根尾(中)(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日-広島 ( 2023年9月18日    バンテリンD )】 中日・根尾昂投手(23)が今季初登板で6回2/を4失点と力投。ただ、救援陣がリードを守れず初勝利の権利を逃した。
 立ち上がり、先頭・秋山を四球で歩かせたものの後続を断ち、波に乗った。3回までは相手打線を無安打投球。5、6回は先頭打者に安打を浴びたものの併殺打でピンチの芽を摘んだ。

 6-0の7回、味方の失策がからみ1死満塁にすると、マクブルームの二ゴロの間に三塁走者が生還し今季初失点。さらに田中を四球で歩かせ満塁にしたところで無念の降板となった。

 後を継いだ藤嶋が中村に中前適時打を浴びると、代打・松山の痛烈な打球を一塁手・ビシエドが弾く間に二者生還。根尾の投球内容は6回2/3を4失点となったが、失策が絡んだため、自責は0点だった。

 降板後は「最後粘りきれなかったので、次は粘れるようにがんばります」と球団を通じ、コメントした。

 最大6点あったリードを2点に縮められると、斉藤、清水と救援陣が広島打線に飲み込まれ、6-6となり根尾の勝利投手の権利は消滅した。

 根尾の初勝利を期待した球場のファンも投手交代の間にがっくりとうなだれるなど、お祭りムードが一転、バンテリンドームは意気消沈となった。

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