中日・立浪監督 サヨナラ勝ちも…7回途中まで好投の根尾プロ初勝利逃し「継投含めて私の責任」反省の弁

2023年09月18日 18:49

野球

中日・立浪監督 サヨナラ勝ちも…7回途中まで好投の根尾プロ初勝利逃し「継投含めて私の責任」反省の弁
<中・広>交代を告げベンチに戻る立浪監督(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日8×-7広島 ( 2023年9月18日    バンテリンD )】 中日は延長サヨナラ勝ちで借金30の危機を回避した。
 7-7の延長11回、今季限りでの引退を表明している堂上が先頭で四球を選び、これを足がかりに無死満塁の好機をつくると、最後はカリステが右前へサヨナラ打を放ち、勝利した。

 ただ、試合は今季初登板の先発・根尾を援護するように打線が6回まで6点を奪取。根尾も6回まで無失点と好投した。ところが6-0の7回、味方の失策から1死満塁のピンチを招くと、マクブルームの二ゴロの間に三塁走者が生還し初失点。さらに田中に四球を与え満塁としたところで降板した。

 後を継いだ藤嶋、斉藤、清水が広島打線の勢いを止めることが出来ず最大6点あったリードを吐き出し、この回同点に追いつかれ、6回2/3を4失点(自責0)と力投した根尾のプロ初勝利の権利は消滅した。

 6-6の9回には7番手・松山が堂林に勝ち越し打を浴び、一時は7-6と勝ち越しを許したが、9回2死の土壇場でビシエドが6号ソロを放ち、延長戦へ持ち込みサヨナラ勝ちにつなげた。

 試合後、立浪監督は「根尾が今季初先発で非常にいいピッチングをしてくれましたので、勝ちを付けてあげられなかったことは継投含めて私の責任だなと思っています」と謝罪。根尾の投球内容には「まったくどれぐらいか、今年試合を見るの初めてでしたからイメージ沸かなかったですけど、100球、5、6回までと思っていたけどそれ以上の内容のピッチングをしてくれた」と評価。「フォークも非常に良かったですし、真っ直ぐもストライク、どんどん追い込んでいけた。真っ直ぐが微妙に緩急を付けられていたのかなと思います」とした。

 今後については「残り試合少ないですけど今日の内容であればピッチングコーチと話して考えたい」と次回登板を示唆した。

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