巨人・大勢 延長12回激闘、ベンチ入り9投手で唯一登板なし 連投回避?に原監督「そうですね」

2023年09月18日 20:11

野球

巨人・大勢 延長12回激闘、ベンチ入り9投手で唯一登板なし 連投回避?に原監督「そうですね」
12回、サヨナラを決めた増田大(右から2人目)は原監督と喜び合う (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人4―3ヤクルト ( 2023年9月18日    東京D )】 巨人は延長12回の末、ヤクルトに連日のサヨナラ勝ちを収めて2連勝。東京ドームでのヤクルト戦はこれで7連勝となり、貯金1とした。巨人のサヨナラ勝ちは今季10度目。
 4時間28分に及ぶ激闘は、2度連続の当日先発回避から33日ぶりに登板した先発左腕・グリフィンが5回2安打無失点と力投したところから始まった。

 坂本が6回、8回と2度の勝ち越し二塁打を放つも3―2で迎えた9回に5番手左腕・中川が1点リードを守れず、同点。今季16度目の延長戦に突入した。

 そして、3―3のまま迎えた延長12回だった。7番手右腕・平内が2四球を与えてピンチを招くも、8番手右腕・船迫が1死満塁を無失点でしのいで敗戦がなくなったその裏。代打・北村拓が二塁打を放ってチャンスメークすると、最後は増田大がプロ8年目にして初となるサヨナラ打を放った。増田大は今季2安打目で初打点だった。

 巨人はこの日、先発のグリフィンを含めて9投手がベンチ入りしていたが、8投手が登板し、戦列復帰したばかりの守護神・大勢だけが最後まで出番なしに終わった。

 試合後、大勢については連投回避か?と問われた原辰徳監督(65)は「そうですね。まだそこは大事にいく必要があるということですね」とコメントした。

 大勢は右上肢のコンディション不良から86日ぶりの復帰登板となった前日17日の同戦で9回に1点守れず、リリーフ失敗。その裏、ドラフト4位ルーキー・門脇のプロ初となるサヨナラ打で今季3勝目を手にしていた。

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