オリオールズ藤浪、PO進出！シャンパンファイトに「興奮」　阪神Vは「刺激というより本当に嬉しかった」

2023年09月18日 08:10

野球

オリオールズ藤浪、PO進出！シャンパンファイトに「興奮」　阪神Vは「刺激というより本当に嬉しかった」 — 初体験のシャンパンファイトを楽しんだ藤浪晋太郎投手（撮影・杉浦大介通信員） Photo By スポニチ

　オリオールズは17日（日本時間18日）、本拠地でのレイズ戦に勝利を収め、7年ぶりとなるワイルドカード以上でのプレーオフ進出を確定させた。

　藤浪晋太郎投手（29）は2－3の9回から5番手として登板し、2/3回を投げて、1安打1四球1三振。ピンチを残してマウンドを降りたが、後を受けた投手が後続を断ち、メジャー自己最長の7試合連続無失点となった。試合後、オリオールズのメンバーは「TAKE　OCTOBER」（10月へ行こう）とプリントされたTシャツを身にまとい、クラブハウスでシャンパンファイト。藤浪も無邪気な笑顔で参戦し、仲間たちと一緒に喜びを爆発させた。シャンパンファイト後の藤浪との一問一答は以下の通り。

　――シャンパンファイトを体験して。
　「今日あるって知らなかったんで、びっくりしたんですけど、日本でもビールかけをしたことなかったんで、めちゃくちゃ興奮しました」

　――シャンパンの味は。
　「いやもう最高でしたね。ちょっともうこんな喉がガラガラになるくらい騒ぎまくったんですけど（笑）」

　――まだこうしてお祝いするチャンスはあるのでは。
　「もちろんできるだけ、あと何回できるんですかね、3、4回できると思うので、全部できるように頑張りたいなと思います」

　――9月はまだ無失点。強豪チームにしっかりと貢献している。
　「今日に関しては（救援の）カノーに助けてもらいましたし、あまり自分の無失点とかは気にしてないですけども、与えられた場面でしっかり仕事できるようにていうことは日々、心がけているので、それがまだ月の半分ですけど特に今月はできているのかなと思っています」

　――シャンパンファイトもほぼ中心人物になってやっているように見えた。
　「そんなことはないですけど（笑）」

　――かなり溶け込んでいるが、いいチームに入れたという思いは。
　「そうですね、凄くいいチーム。オークランド（アスレチックス）も凄くいいチームでしたし、みんなよくしてくれたんですけど、こっちの選手も自分が入りやすいように話しかけてくれたりとか、いい環境づくりをすごくしてくれたので、溶け込みやすかったですし、いい環境でやらしてもらっているとは思っています」

　――阪神の優勝は刺激になったか。
　「刺激というよりも単純に嬉しいなと思います。刺激とはまたちょっと違うかなと。ファンというか、ファンの目線というか、本当に嬉しいなと思いますし、あとビールかけをしているのを見て、その場に自分がいれなかった寂しさはちょっとありますけども、本当にシンプルに嬉しいなという思いが一番大きいですかね」

　――今後の目標は。まだスタートという感じか。
　「ポストシーズンが決まったというだけといえば、それでもすごいことなんですけど、ポストシーズン決まっただけなので、こっから地区優勝がもちろんかかってますし、リーグ優勝、ワールドシリーズ優勝とかかってくる試合がこれから続くので、引き締めていい結果を出せるように頑張りたいなと思います」

　――阪神が日本一、藤浪投手が世界一となれば最高の結果か。
　「それが一番いい形かなと思いますね、はい」
（ボルチモア・杉浦大介通信員）