楽天・田中将 日本復帰後最短KO リーグ最速&2年連続10敗の屈辱…今季中の日米通算200勝は暗雲

2023年09月18日 16:42

野球

楽天・田中将 日本復帰後最短KO リーグ最速&2年連続10敗の屈辱…今季中の日米通算200勝は暗雲
<オ・楽>3回、5失点で降板しベンチに戻りガックリうなだれる田中将(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   楽天3-6オリックス ( 2023年9月18日    京セラD )】 楽天の田中将大投手(34)が、18日のオリックス戦で敗戦投手となり、今季10敗目(7勝)を記録した。昨季も12敗でリーグ最多敗戦を喫したが、今季もリーグ最速で10敗目を迎える屈辱となってしまった。
 優勝マジック「5」としていたオリックス打線に飲み込まれた。初回に森に適時二塁打で先制を許すと、2回にも杉本の適時二塁打に味方の失策で追加点を与えるなど2失点。それでもオリックス打線を止められず、3回にはさらに連打を浴びた。

 1死から宗、紅林、ゴンザレス、杉本と4連打を浴びると、ベンチの石井監督が投手交代を宣告。2番手・宮森はその後のピンチを脱したが、田中将はベンチでガックリと肩を落とす一幕もあった。

 結局、2回1/3を7安打5失点。わずか64球で無念の降板、日本球界復帰後は最短でのKOとなった。これまでの日本復帰後の最短KOは今年7月4日オリックス戦の4回9失点だった。

 日米通算200勝まで、あと10勝で迎えた今季。ここまで7勝10敗と黒星先行で、8月26日のソフトバンク戦で勝利して以降、3試合で白星が付いておらず、日米通算198勝目はまたもお預け。

 今後、中6日で登板を続ければ、3度の登板機会が見込めるが、あと3勝に迫っている日米通算200勝の今季中の達成には、暗雲が垂れ込んできた。

 ▼石井監督(リーグ優勝の可能性が消滅)そこ(リーグ優勝)を目指してきたので残念だけど、ターゲットがなくなったわけでない。チーム一丸となってやっていきたい。

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