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智弁和歌山・中谷監督が「かっこいい、スケール感ある」長身遊撃手の山田が4安打、2年ぶり近畿決勝導く

2024年06月01日 17:57

野球

智弁和歌山・中谷監督が「かっこいい、スケール感ある」長身遊撃手の山田が4安打、2年ぶり近畿決勝導く
<春季近畿地区大会 準決勝 須磨翔風・智弁和歌山>5回、右中間に2点適時三塁打を放つ智弁和歌山・山田希(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【高校野球春季近畿大会準決勝   智弁和歌山12―0須磨翔風 ( 2024年6月1日    明石トーカロ )】 智弁和歌山(和歌山1位)が16安打12得点の猛攻を見せて、2年ぶりの決勝に進んだ。
 「9番・遊撃」の山田希翔(まれと=2年)が4安打3打点と機能した。

 2回2死一塁で左前打を放って勢いに乗った。4回1死無走者で右翼線への二塁打、5回2死一、二塁で左中間へ2点二塁打、7回2死無走者では右前打を決めて4打席連続安打。9回無死満塁で押し出し四球を選んで全5打席で出塁した。

 「練習から監督とやるべきテーマを持って、ライナーを打つ打撃をやってきました。僕は塁に出ることだけを意識しているので、長打は狙っていません」

 堅守を持ち味とする身長1メートル83、体重71キロの長身遊撃手。兵庫県芦屋市出身で、小学生の頃から憧れ続けてきた智弁和歌山に進んだ。

 阪神などでプレーした中谷仁監督は「きっちりと努力ができる選手。1メートル80を超える選手が二遊間を守っているとかっこいいし、全てにおいてスケール感がある。9番があれだけ機能すれば(相手は)嫌ですよね。9番は大事な打順」と期待を寄せた。

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