ドジャース指揮官 52歳誕生日飾れず連勝3で止まる 今季7敗右腕にお手上げ「何もできなかった」

2024年06月01日 14:32

野球

ドジャース指揮官 52歳誕生日飾れず連勝3で止まる 今季7敗右腕にお手上げ「何もできなかった」
<ドジャース・ロッキーズ>試合中、打順を待つドジャース・大谷(左)とロバーツ監督(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース1―4ロッキーズ ( 2024年5月31日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が5月31日(日本時間6月1日)、本拠でのロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場。3打数無安打1四球に終わり、デーブ・ロバーツ監督の52歳の誕生日に2戦連発の今季15号は生まれなかった。チームも1―4で敗れて連勝が3でストップ。本拠ドジャースタジアムではロッキーズ相手に7連勝中だったが、こちらもストップした。
 ロバーツ監督は試合後、今季7敗を喫しながら2勝目を挙げる好投を見せたロッキーズの先発右腕ハドソンについて「彼は良いシンカーを低めに投げていた。今夜は彼に対して何もできなかった。3巡目になり何球かいいスイングもあり(外野に)打球を飛ばすことができたが、それ以外のところではどうしようもなかった」とお手上げといった様子だった。

 右肘手術から今季復帰した先発ビューラーがこの日は乱調。初回は2死満塁を無失点で切り抜けたが、3回は3本の安打に味方の失策も絡んで3失点。4回にはソロ本塁打を浴びて4回までに4失点と苦しい投球となった。第1打席は二ゴロに倒れた大谷は4回の先頭打者として第2打席を迎えたが、この打席はカウント2―2から外角カーブを捉えるも二直。第3打席は空振り三振に打ち取られた。

 ドジャースは今季7敗を喫している相手先発ハドソンの前に7回まで無得点と沈黙。8回は下位打線が無死満塁の好機をしたが、ベッツが遊ゴロ併殺打に倒れ、この間に1点こそ返したが、本拠はため息に包まれた。大谷の4打席は2番手右腕ボドニクとの対戦。フルカウントに持ち込むと四球を選んで3番フリーマンにつないだが、三振に倒れて1点を返すにとどまった。

 大谷は9回最後の打者E・ヘルナンデスが中飛に倒れたのを見届けると、すぐさまベンチ裏に引き揚げた。

 シンシナティ、ニューヨークと続いた敵地での6試合を終え、前日30日はオフ。これまでは目が隠れるほどに前髪が伸びていたが、試合前にキャッチボールで58球を投じた大谷はさっぱり短髪にカットされた姿で登場し、心機一転この試合に臨んでいた。

 この日はデーブ・ロバーツ監督の52歳の誕生日。試合前に「家族と一緒にいること以外では、地球上で他に行きたい場所はないと思う。ホームでの誕生日で野球ができる。最高だよ」と話していた指揮官だったが、勝利をプレゼントすることができなかった。

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