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【一問一答】1000得点達成の巨人・丸佳浩は広島時代の同僚やトレーナーにも感謝「新井さん、誠也…」

2024年06月01日 18:52

野球

【一問一答】1000得点達成の巨人・丸佳浩は広島時代の同僚やトレーナーにも感謝「新井さん、誠也…」
<西・巨>6回、岡本和の犠飛で通算1000得点を達成した丸 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人3―4西武 ( 2024年6月1日    ベルーナD )】 巨人の丸佳浩外野手(35)が1日の西武戦(ベルーナD)で史上47人目の通算1000得点を達成。チームは9回に逆転サヨナラ負けを喫して偉業を白星で飾ることはできなかったが、試合後には広島時代のチームメートを含めて仲間に感謝した。
 「1番・左翼」に入って先発出場し、6回に中前打で出塁。岡本和の左犠飛でチーム2点目となる本塁生還を果たして通算1000得点達成となり、記念のボードを受け取った。

 8回にも岡本和の左犠飛でチーム3点目のホームイン。通算1001得点に記録を伸ばした丸。通算2000安打はこれまで55人が達成しているが、通算1000得点は47人目の達成で、それだけ希少価値のある記録だ。

 また、4回の第2打席で左前打を放っており、この日もマルチ安打。前夜の同戦では安打がなく、8試合連続安打でストップしたが、持ち前の選球眼を生かして3四球を選んだ。通算1031四球はNPB歴代15位で、現役最多。この日の2安打で5月11日のヤクルト戦(神宮)から17試合連続出塁も継続中となっている。

 丸との試合後の一問一答は以下の通り。

 ――通算1000得点。
 「あんまり自分で取ったというよりは、取らしてもらったというような感覚ですし、当然自分も塁に出るために一生懸命やってきましたけれど、本当に若手の時から、ずっと後ろのバッターが、素晴らしいバッターが多かったので、カープ時代から栗原(健太)さん、エルドレッド、新井(貴浩)さん、(鈴木)誠也、こっちきてからも(岡本)和真だったり、(坂本)勇人さんだったり、数え切れない素晴らしいバッターの人たちに還してもらったので、まずはそこに感謝ですね」

 ――節目の記録。
 「こういう節目の記録はやっぱりずっと出続けないことにはとれないものですし、そういった意味でも普段から、きょうもそうですけれど、試合前、試合後、体のケアをサポートしてくれるトレーナーの皆さんには感謝してもしきれないという思いが毎回あります」

 ――積み重ねてこられた理由。
 「ずっと同じことをやり続けるのが、僕のなかで凄い楽しいというか、それをつまらないなとあまり思わない性格なので、それがいい方向にいっているんじゃないかと思います」

 2007年の高校生ドラフト3巡目指名で千葉経大付から広島入りし、19年に巨人へFA移籍した丸は今季がプロ17年目。

 プロ3年目だった広島時代の2010年9月12日に行われた巨人戦(東京D)で代打としてデビュー。同年9月21日のヤクルト戦(マツダ)で押本からプロ通算5打席目で初安打を放った。プロ初得点は同年9月29日の横浜戦(マツダ)だった。

 2018年6月30日のDeNA戦(横浜)で史上293人目の通算1000安打、2022年5月15日の中日戦(東京D)で史上131人目の1500安打を達成。2022年9月2日の阪神戦(甲子園)で史上75人目の通算300二塁打、2022年9月11日の広島戦(マツダ)で史上68人目の通算250本塁打、2023年9月25日のDeNA戦(横浜)では史上18人目の通算1000四球をマークしている。

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