大谷翔平　散髪で心機一転も二ゴロ、二直、空振り三振と安打なし　ド軍打線も6回まで3安打と苦戦

2024年06月01日 11:24

野球

大谷翔平　散髪で心機一転も二ゴロ、二直、空振り三振と安打なし　ド軍打線も6回まで3安打と苦戦 — 6回、空振り三振に倒れるドジャース・大谷（撮影・光山　貴大） Photo By スポニチ

【ナ・リーグドジャース―ロッキーズ（ 2024年5月31日ロサンゼルス）】ドジャースの大谷翔平投手（29）が5月31日（日本時間6月1日）、本拠でのロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席は二ゴロ、第2打席は二直、第3打席は空振り三振に倒れた。

　初回1死走者なしでの第1打席は右腕ハドソンとの対戦。1ボールからのシンカーにバットの芯を外され、二塁へのゴロ。正面へのゴロとあってか、左太腿裏に不安を抱える大谷は一塁まで全力疾走を見せなかった。

　右肘手術から今季復帰した先発ビューラーがこの日は乱調。初回は2死満塁を無失点で切り抜けたが、3回は3本の安打に味方の失策も絡んで3失点。4回にはソロ本塁打を浴びて4回までに4失点と苦しい投球となった。大谷は4回の先頭打者として第2打席を迎え、この打席はカウント2―2から外角カーブを捉えるも二直に打ち取られた。

　6回1死走者なしでの第3打席も右腕ハドソンを打ちあぐねた。シンカー、カーブ、チェンジアップを織り交ぜる配球にタイミングを狂わされ、最後は内角低めに落ちるカーブにバットが空を切った。

　シンシナティ、ニューヨークと続いた敵地での6試合を終え、前日30日はオフ。これまでは目が隠れるほどに前髪が伸びていたが、試合前にキャッチボールで58球を投じた大谷はさっぱり短髪にカットされた姿で登場し、心機一転この試合に臨んでいた。

　また、この日はデーブ・ロバーツ監督の52歳の誕生日。試合前に「家族と一緒にいること以外では、地球上で他に行きたい場所はないと思う。ホームでの誕生日で野球ができる。最高だよ」と話していた指揮官に勝利をプレゼントしたいところだ。