ソフトバンク19年ドラフト1位・佐藤直が支配下復帰「びっくりした気持ちと、ここからが本当の勝負」

2024年06月01日 10:22

野球

ソフトバンク19年ドラフト1位・佐藤直が支配下復帰「びっくりした気持ちと、ここからが本当の勝負」
支配下登録され笑顔を見せる佐藤直(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 ソフトバンクは1日、佐藤直樹外野手(25)と支配下選手契約を締結したと発表した。背番号は30。みずほペイペイドーム内で記者会見し、「びっくりした気持ちと、ここからが本当の勝負だなという気持ち」と心境を語った。家族にも報告し「泣きそうになるぐらい喜んでくれていた」と明かした。
 佐藤直はJR西日本から19年ドラフト1位でソフトバンクに入団した強肩の外野手。21年に1軍初出場。22年にプロ初本塁打を放ったが、昨年10月に戦力外通告を受け育成選手として再契約していた。今季は2軍で34試合に出場。100打数34安打で打率・340、2本塁打、16打点と打撃好調だった。

 会見に同席した三笠GMは「今年はバッティングもいい調子を維持してくれていて、高く評価をしていた。7月末までの期限で(支配下登録の)最有力候補と評価していた」と明かした。柳田悠岐外野手(35)が31日の試合中に右太もも裏を痛めたことで、小久保監督とも急きょ相談して佐藤直の支配下登録を決めた。「育成選手としての経験をしっかり生かして活躍してもらいたい」と言葉を送った。

 佐藤直は小久保監督にもあいさつ。「自信をもってやってきたことをそのまま出して頑張ってくれ」と声をかけられた。「少しでもチームに貢献できるように。しっかり元気のあるプレーをして結果もそうですけど、野球の取り組みとか。そういった部分でもしっかりやっていきたい」と気を引き締めた。自主トレの師匠にあたる柳田にはケガのことも考慮してラインで報告したという。「大変なときにすみません。きょうから支配下登録されることになりました。またギータさんとプレーできる日まで僕も頑張りますので早くケガを治してくださいと連絡しました」と明かしていた。

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