水原一平被告の有罪答弁 通常通り一般傍聴を許可 前回罪状認否では立ち入り禁止措置でトラブル

2024年06月05日 01:00

野球

水原一平被告の有罪答弁 通常通り一般傍聴を許可 前回罪状認否では立ち入り禁止措置でトラブル
連邦地裁に出廷した水原一平被告(ロイター)
 ドジャース・大谷翔平(29)の元専属通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(39)の有罪答弁が4日(日本時間5日)、カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁で行われた。
 この法廷に関しては通常通りメディア関係者や一般人による傍聴が可能となり、100席の傍聴席は日米のメディア関係者で埋まった。

 前回の5月14日に行われた罪状認否では、メディア関係者に対し異例の立ち入り禁止措置が取られ、閉め出された46人の記者が連名で「報道の自由の侵害だ」などとする抗議文を提出するトラブルに発展。その翌日には連邦地裁が「司法の透明性という確立された原則に反するもの」と異例の声明を発表する事態となっていた。

 裁判所側は警備員を監督する連邦保安局による対応だったと主張する一方、警備員側は「ジャッジ(裁判官)の判断」と説明するなど意見の食い違いもみられていた。こうした経緯もあり、その反省も踏まえたうえで、この日は通常通り傍聴が可能となった。

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