阪神・木浪 ビッグプレーで沸かせた 「三遊間に来たら三塁に投げると確認していた」

2024年06月05日 05:15

野球

阪神・木浪 ビッグプレーで沸かせた 「三遊間に来たら三塁に投げると確認していた」
<神・楽>8回2死満塁、小郷の打球をさばいた木浪は三塁へ送球(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【交流戦   阪神1-3楽天 ( 2024年6月4日    甲子園 )】 阪神の敗戦の中にあって、木浪と糸原が堅守で今季最多4万2622人の観衆を沸かせた。「あれ(8回のプレー)は三遊間に来たら三塁に投げると確認していたので、そのプレーが、そのままできて良かったです」と木浪が振り返ったのは、1―1で迎えた8回2死満塁のピンチ。1番・小郷の打球は三遊間へのゴロとなった。遊撃手・木浪は逆シングルで捕球し、瞬時に三塁手の糸原に転送。二塁走者・太田を刺した。勝ち越しを阻止するビッグプレーだった。
 打撃の状態が上向かず、2試合連続で遊撃スタメンの座を小幡に譲った。それでも6回に村上の代打で途中出場すると、7回から遊撃の守備に入って躍動。10回2死一塁の打席では右前打も放った。背番号0は「自分の役割はつなぐこと。それがしっかりできて、またつなぐというイメージを強く持っていきたい」と前を向いた。

 「5番・三塁」で先発出場した糸原は4打数無安打に終わったものの、3回2死一塁では三塁側カメラマン席に身を乗り出しながらファウルフライを好捕。ここでも大観衆を魅了した。

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