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バッティングセンター効果!?日本ハム・北山 5回零封で復活4勝目

2024年06月05日 06:00

野球

バッティングセンター効果!?日本ハム・北山 5回零封で復活4勝目
<広・日>日本ハム先発の北山(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【交流戦   日本ハム5―0広島 ( 2024年6月4日    マツダ )】 日本ハムの北山亘基投手(25)が4日、広島戦に「9番・投手」で先発し、5回を散発2安打無失点で今季4勝目をマークした。先月15日の西武戦以来、20日ぶりの1軍マウンドで、今季開幕ローテーションを任された頼れる男が復活の1勝を挙げた。またチームは2連勝で、今季最多タイの貯金9とした。
 隣にいた子供たちも、まさかプロ野球選手とは思わなかっただろう。先月下旬。2軍調整中だった北山は、千葉県内のバッティングセンターで一般客に交じって汗を流していた。昨季交流戦打率・286のバットから快音は響かなかったが、本職の投球で“特訓”の成果を披露した。

 「2四球は課題だが、投げている時はしっかり切り替えて集中できたのが良かった」

 20日ぶりの1軍マウンドで3回まで2安打無失点と上々の立ち上がり。4回に2四球を許すも、後続を抑えて5回2安打無失点と試合をつくった。試合前に「何十個四球を出してもいいから」と助言していた新庄監督は「ストラックアウトが良かったんじゃない?毎日バッティングセンター行かせようかな」と笑った。

 先月15日の西武戦で5回3失点で今季3勝目を挙げるも、36回で18四死球で2軍調整となった。気分転換も兼ねたバッティングセンターではストラックアウトにも挑戦。9枚中8枚を射抜いたことで、賞品の「バッティング5回券」をゲットした。「真剣に頑張るのもそうですけど遊び心も大事。良い意味で楽観的になれた」と、特訓の効果を口にした。

 これでチームは2連勝で、今季最多タイの貯金9に戻した。「野手の皆さんの守備や援護のおかげで、試合をつくることができました。次回はもっと長いイニングを投げられるように」と北山。頼りになるローテーションの一角が、広島の地で復活を遂げた。

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