水原一平被告、有罪認める 判決言い渡しは10月25日 連邦地裁で有罪答弁

2024年06月05日 01:15

野球

水原一平被告、有罪認める 判決言い渡しは10月25日 連邦地裁で有罪答弁
連邦地裁に出廷した水原一平被告。白髪も目立つ(ロイター)
 ドジャース・大谷翔平(29)の元専属通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(39)が4日(日本時間5日)、カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁で有罪答弁を行った。5月14日の罪状認否では手続き上の理由から形式的に無罪を主張していたが、この日は銀行詐欺、虚偽の納税申告の罪をすべて認めた。判決の言い渡しは10月25日に決まった。
 連邦地検によると、水原被告は21年11月頃から24年3月頃にかけて、違法スポーツ賭博で抱えた借金返済のため、大谷の口座から賭博の胴元側に約1659万ドル(約25億6000万円)を不正に送金した。大谷の口座から得た金を課税所得として報告しなかったとして、虚偽の納税申告の罪にも問われていた。

 刑期は当初、最長で禁錮33年とされていたがが、水原被告は既に罪を認める司法取引に応じており、米メディアによると、違法賭博への捜査に協力すれば刑の大幅な軽減もあり得るという。

 日本時間4日に放送されたフジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)では、水原被告の最近の様子が映し出され、変装のためか黒縁眼鏡を着用し、無精ひげを生やした姿があった。だがこの日は、紺のスーツに、黒の革靴で、ひげをそり落して出廷。髪の色は前回と大きく変わらず茶色がかった黒色だったが、ところどころ白髪が目立った。

 

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