松井裕樹が登板2試合続けて敗戦投手　1安打2四球で1死も奪えず3失点降板　パドレス連敗で貯金0

2024年06月05日 12:58

野球

松井裕樹が登板2試合続けて敗戦投手　1安打2四球で1死も奪えず3失点降板　パドレス連敗で貯金0 — 7回から登板し満塁のピンチを招いたパドレス・松井（ロイター）

【インターリーグパドレス2－4エンゼルス（ 2024年6月4日アナハイム）】パドレスの松井裕樹投手（28）が4日（日本時間5日）、敵地でのエンゼルス戦に7回から2番手で登板。1死も奪えず3失点で降板し、登板2試合続けて敗戦投手となった。

　松井は1－1の7回、先発・メイザ－に代わってマウンドに上がったが、先頭・カルフーンを四球で歩かせると、次打者・オハピーの高く弾んだゴロを遊撃手・金河成が一塁送球。アウトの判定だったが、チャレンジにより判定がセーフに覆り内野安打で出塁を許した。

　さらにアデルもストレートの四球で歩かせ無死満塁にしたところで降板。3番手・デロスサントスに継投した。

　デロスサントスがネトに2点二塁打を浴び、2死二、三塁から暴投で三塁走者の生還を許したため、松井の登板成績は0/3回を3失点となった。

　パドレスはこの回3点を勝ち越され、1－4とビハインドの展開になると、8回にクロネンワースの適時打で1点を返したものの反撃及ばず敗戦。ア・リーグ西地区最下位に沈むエンゼルスに痛すぎる連敗を喫し、32勝32敗で勝率5割となった。

　松井は前回登板となった2日（同3日）のロイヤルズ戦では3―1と2点リードの9回に3番手で守護神・スアレスの代役として登板も3失点でサヨナラ負け。今季27試合目の登板で初めてストッパー役を務めたが、痛恨のメジャー初黒星を喫した。この日は1/3回で2安打3失点だった。

　これで登板2試合続けて敗戦投手となった。松井の今季成績は28試合で3勝2敗、防御率4・97。