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【今永昇太と一問一答】開幕直後の快投は「運の要素が非常に大きかった。これからは本物の実力が試される」

2024年06月05日 13:25

野球

【今永昇太と一問一答】開幕直後の快投は「運の要素が非常に大きかった。これからは本物の実力が試される」
一塁へのグラブトスに失敗して投安とし、悔しがるカブス・今永(AP) Photo By AP
 【インターリーグ   カブス7―6ホワイトソックス ( 2024年6月4日    シカゴ )】 カブスの今永昇太投手(30)が4日(日本時間5日)、本拠でのホワイトソックス戦に先発。3回まで無失点、5奪三振の快投を見せたが、4回に味方の失策で先制点を許すなど30球団で唯一勝率2割台の相手打線に4安打を集中されて5失点(自責点は1)。5回途中に雨が強まって一時中断となり、再開後に再びマウンドに上がることなく4回1/3を7安打5失点(自責1)、6奪三振で降板した。
 5回途中7失点で初黒星を喫した前回登板に続き、この日も5回を投げきれず、2戦連続大量失点と悔しい結果になった。しかし、打線は6回にクリストファー・モレル内野手(24)らの2ラン2本で5点差を追いつき同点に。この時点で今永の負け投手の権利は消えた。1点を追う8回にはイアン・ハップ外野手(29)が決勝の2点二塁打を放ち、シカゴ対決初戦を逆転勝利で制した。

 試合後の今永の主な一問一答は以下の通り。

――試合を振り返って。

「相手の圧力を感じて圧倒された」

――相手打線の1巡目と2巡目の違いは?

「1巡目は自分のいいフィーリングの球で抑えられていたが、2巡目は少し中に入ったり、高めのボールが低めにいってしまったり、そういったことで対応されてしまった」

――4回の適時失策の後は心が乱れた?

 「あそこは絶対に抑えなければいけないし、3点入った後の2ランは余分だった。そういう失点を消せるように、エラーした後の失点をどれだけ少なくできるかを次の登板ではやりたい」

――適時失策を犯したモレルから何か言われたか?

「ごめんなさい、というような英語だったと思うんですけど、僕は何も発さず。次は絶対に抑えるというジェスチャーを見せました」

――その後、モレルが2ランを放つなどして同点に追いついた。

「自分の失点のせいでチームを悪い流れに持っていってしまった。こうやって打線が取り返してくれたので、打線に感謝して、次回以降自分が打線を助けられるようにしたい」

――雨天中断後に出てきた救援陣はどうだったか?

「(2番手の)ミラーもものすごく難しい場面から始まって、そこを抑えてくれた。今日も苦しいところでリリーフの人が勝ちを持ってきてくれた。次は先発として勝ちを持ってこられるように頑張りたいと思います」

――相手打線が適応し始めてきたが、今はその時期か?

「自分がこれまで抑えてきた部分で野球は時には運がある。運の要素が非常に大きかったように思う。これからは本物の実力が試されると思うので、自分のことを信じてやっていきたいと思う」

――今日マウンド上にラインを引いて投げていたのは初めて?

「日本の時もブルペンで練習中にやっていた。たまたま今回もスティーブとかブラウンとかがブルペンでもああいうようなことをしているのを見た。そういえば自分も日本の時たまにやっていたし、試合の時も試してみたらどうかと思って試してみました」

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