×

ミキハウスが4年連続5度目の都市対抗出場 「吐きそうでした」元巨人の桜井が好救援

2024年06月05日 05:30

野球

ミキハウスが4年連続5度目の都市対抗出場 「吐きそうでした」元巨人の桜井が好救援
<ミキハウス・日本製鉄瀬戸内>都市対抗出場を決め喜ぶ桜井(左)(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【都市対抗野球大会近畿2次予選第2代表決定戦   ミキハウス4―0日本製鉄瀬戸内 ( 2024年6月4日    わかさスタジアム )】 近畿地区2次予選の第2代表決定戦でミキハウスが日本製鉄瀬戸内を4―0で破り第95回都市対抗野球大会(7月19日から12日間、東京ドーム)へ4年連続5度目の出場を決めた。
 15年の巨人ドラフト1位右腕・桜井俊貴が自らの手で東京ドーム切符をつかんだ。「吐きそうでした」と4―0の8回から極度の緊張感の中で救援した。NPB時代からの得意球フォークで4三振を奪い、2回2安打無失点。選手がマウンド付近につくった歓喜の輪の中心で、「(予選が)やっと終わった…」と張り詰めた予選の緊張から解放された。

 都市対抗予選が現役復帰のきっかけだった。巨人のスカウトだった昨年に視察し、「応援の中で必死にやる姿がいいなと思った」と心が動いた。投球練習を再開した昨年末は「不安しかなかった」と振り返る。「(スカウトからの転身は)今までにいない。それは武器になる。この経験に感謝し、活躍したいと思っていた」。そして、現役復帰から半年未満で強豪の主戦投手となり、代表決定戦で145キロを計測したように本領を取り戻した。

 「(東京ドームの登板が)目標の一つだった。次は関東のチームに勝つことが目標です」。投げっぷりのいい桜井の姿が、古巣の本拠地で再び見られる。 (河合 洋介)

おすすめテーマ

2024年06月05日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム