巨人 歴史的猛打から一夜明け、0―4の9回に執念3点も3連勝逃す 前夜は9連打含む23安打18得点

2024年06月05日 21:00

野球

巨人 歴史的猛打から一夜明け、0―4の9回に執念3点も3連勝逃す 前夜は9連打含む23安打18得点
<巨・ロ>6回、赤星の登板を告げる阿部監督 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人3―4ロッテ ( 2024年6月5日    東京D )】 巨人は歴史的猛打から一夜明けた5日のロッテ戦(東京D)で0―4の9回に3点を奪い返す執念の追い上げを見せるも、1点届かず。3連勝と阿部体制初の貯金6を逃した。セ・リーグ単独首位はキープも、交流戦の首位タイからは転落して4位となっている。
 前日の同戦でセ・リーグ最多タイの9者連続安打を含む23安打18得点と記録的な勝利を飾った打線が相手先発右腕・種市に8回まで9三振を喫してゼロ行進と完全に沈黙。

 5回には先頭・岸田が二塁打で出塁したが、泉口、代打・秋広、丸が倒れて二塁から進めず、6回にはヘルナンデスの安打と吉川の四球で無死一、二塁としたが、岡本和、坂本、立岡が倒れてこの回も無得点に終わった。

 0―3のまま迎えた8回も先頭・丸が四球で出塁したが、吉川と岡本和が連続三振に終わるなどホームが遠い巨人打線。だが、0―4で迎えた9回に執念を見せた。

 この回から登板した2番手右腕・横山に対し、先頭の坂本が落合博満(日本ハム)のNPB歴代12位記録に並ぶ通算2371安打目となる右前打を放って出塁。1死二、三塁から泉口の二ゴロでまずは1点返すと、代打・大城卓が3番手右腕・益田から左翼線へ適時二塁打を放って2―4とした。

 さらに丸が四球でつないで2死一、二塁。すると、ヘルナンデスが球団最多タイ、3試合連続猛打賞となる中前適時打を放って3―4と1点差まで追い上げた。

 だが、なおも続いた2死一、二塁の場面で、吉川が左飛に倒れ、あと1点届かず。5月に2度のサヨナラ打を放っている吉川は前夜に4安打していたが、この日は無安打に終わった。

 先発右腕・堀田は3回まで無安打投球も、0―0で迎えた4回に初めて安打を許すと、そこから3連打を浴びて3連打目がソトの6号3ラン。

 5回3安打3失点で降板し、本拠・東京ドームでのプロ初勝利となる今季4勝目を逃して今季2敗目を喫している。

 

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