西武・栗山400二塁打 昇格初打席代打で決めた!渡辺監督代行に感謝の一打

2024年06月05日 05:30

野球

西武・栗山400二塁打 昇格初打席代打で決めた!渡辺監督代行に感謝の一打
<ヤ・西>7回、適時二塁打で400二塁打を達成した栗山(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 【交流戦   西武3―4ヤクルト ( 2024年6月4日    神宮 )】 頼れるベテランが、また一つ新たな勲章を手に入れた。西武・栗山が史上15人目の通算400二塁打を達成。1軍昇格を果たした一戦での快音に、「目の前にある記録なので早く達成したい気持ちはあった。いい場面での一本で良かった」と安堵(あんど)した。
 打線は6回まで無安打も0―1の7回に先頭・外崎が吉村から同点の2号左越えソロ。なお2死二塁で代打で登場した。2球目のフォークを捉え、一時勝ち越しの中越え二塁打。節目の一打に二塁ベース上で胸を張った。

 渡辺監督代行兼GMが前回監督に就任した08年に初の規定打席に到達。最多安打のタイトルも獲得し、4年ぶりのリーグ優勝と日本一に貢献した経験が今も生きる。4月21日からは19年ぶりとなる再調整での2軍落ち。1軍に合流した際、強い絆で結ばれる指揮官からは「頑張れ」と一言で背中を押された。

 「いい経験だけじゃなく、今までの悔しい気持ちが生きた」と栗山。チームは延長10回にサヨナラ負けを喫したが、打撃職人が意地を見せた。(福井 亮太)

 ≪年長3位40歳9カ月≫栗山(西)が4日ヤクルト戦の7回に吉村から今季初の二塁打を放ち通算400二塁打を達成した。プロ野球15人目で、球団初。初二塁打は、05年4月12日の日本ハム戦で江尻から。2250試合目での到達は79年王貞治(巨)2619試合、79年張本勲(巨)2534試合に次ぐ3番目に遅いペース。40歳9カ月での達成は、21年福留孝介(中)の43歳11カ月、09年金本知憲(神)の41歳5カ月に次ぐ年長3位の記録になった。

おすすめテーマ

2024年06月05日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム