「光る君へ」ついに“清少納言”爆誕!名前の由来 ウイカ解釈&感慨「グッときた」“推し”定子が命名

2024年04月14日 21:00

芸能

「光る君へ」ついに“清少納言”爆誕!名前の由来 ウイカ解釈&感慨「グッときた」“推し”定子が命名
大河ドラマ「光る君へ」第15話。ききょう(ファーストサマーウイカ)は藤原定子と初対面し…(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は14日、第15話が放送され、タレントで歌手・女優のファーストサマーウイカ(33)が初大河で好演している役・ききょうが「清少納言」の名を、ついに与えられた。随筆「枕草子」でおなじみの女流作家、紫式部のライバル“爆誕”に、インターネット上は大いに沸き、「清少納言」が「X(旧ツイッター)」の国内トレンド5位(午後9時)に入るなど、話題を集めた。ウイカが「清少納言」の由来に独自の解釈を披露。“推し”藤原定子(高畑充希)による命名に「グッときた」と感慨を明かした。
 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などを生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第15話は「おごれる者たち」。藤原道隆(井浦新)は強引に藤原定子(高畑充希)を中宮(皇后とほぼ同格)にし、皇太后・藤原詮子(吉田羊)を内裏の外へと追いやった。2年後、一条天皇(塩野瑛久)は麗しく成長。道隆の独裁には拍車がかかっていた。藤原伊周(三浦翔平)らに身内びいきの人事を行い、定子のために公費を投じ始めたため、藤原道長(柄本佑)は兄のやり方に納得がいかない。一方のまひろ(吉高由里子)は、さわ(野村麻純)と近江の石山寺へと出掛ける。思いもよらぬ人物との出会いが…という展開。

 ききょう(ファーストサマーウイカ)はまひろの屋敷を訪ね、定子の女房に決まったと報告。「私にはもう、夫も子どもも親もいないので、この喜びを伝える人がおらず」まひろに会いに来た。

 登華殿。ききょうは定子と初対面し「きれい」(心の声)と“一目惚れ”。口をポカーンと開け、言葉が出ない。

 定子は「清、小納言。今よりそなたを清少納言と呼ぼう」と名を与えた。高階貴子(板谷由夏)はききょうの父が清原元輔(大森博史)、夫が少納言だと感心したが、ききょうは「元夫は少納言でもございません」。しかし、「清少納言」の響きに「素敵な呼び名ですわね。是非、それでお願いいたします」と満面の笑みを浮かべた。

 定子は「愉快である。清少納言、末永くよろしく頼む」。ききょうは「はっ、仰せかしこまりました。この上なき誉れ。一身にお仕え申します」と深々と頭を下げた。

 ついに今作の「清少納言」が誕生。諸説はあるものの、定子による命名はドラマオリジナルの作劇・展開となった。

 撮影現場からの音声コメント「君かたり」が番組公式SNSにアップされた。

 ――定子の女房になるシーンについて。

 これは私個人の解釈なんですけど、ききょうは凄くハツラツとして、気も強ければ、思ったことをスパッと言うタイプなので。「いや、(夫とは)もう別れてるんすよ」とか、違うことは違いますとハッキリ言えるような性格というところのコントラスト。「ちょっと変わってんなぁ」という一面も見えつつ、ききょうとしては、家を捨ててきたわけですよ。旦那さんと息子までおっつけてきちゃったけど、もらった名前がその亡くなった父と旦那の少納言、旦那が少納言ではなかったんだけれども、すべてを背負った名前で宮中に入るというのが、何かグッとくるというか。全く新しい名前にして、すべての人生をそれこそ本当にゼロにして、リスタートしますじゃなくて、「あなたの今までの人生を背負って、学んだものとかをすべて持ってきて、宮中で私の力になってね」と言われたような気がして「あぁ、清少納言…いいっすね!」と(笑)。「なんで元夫のやつを入れなきゃいけないんだよ」とか「親父の名前かよ」みたいなことじゃなくて、全部を認めてくれたような(定子の)器みたいなものを名前から感じて「いい名前だな」と思って言ったじゃないかな、と。短いシーンで誰がそこに感じるか分かんないですけど、私はそう思って(ききょうが清少納言を)受け入れたんじゃないかな、と。欲を言えば、息子の名前も入れてほしかったぐらいの感じかもしれないんですけど(笑)。

 ――定子について。

 清少納言にとって、きっと定子様というのは、史実で読んでいても「推し」。神とか宗教的な心酔というよりは(現在の)「推し」の感覚に凄く近いんじゃないかな、と。「尊い」「一挙手一投足が愛おしい」「愛くるしい」。娘でもなく、恋人でもなく、けど命を懸けてお守りしたいとか。最大の雇い主ではあるけれども、「推し」の感情に近いんだろうなと思いますね。

 次回は第16話「華の影」(4月21日)が放送される。

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