水原一平容疑者は「早い段階から計画的に」識者が推測「ギャンブルで追い込まれたからというより」

2024年04月14日 12:13

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水原一平容疑者は「早い段階から計画的に」識者が推測「ギャンブルで追い込まれたからというより」
水原一平容疑者 Photo By スポニチ
 東京大学大学院准教授で、経済思想・社会思想が専門の斎藤幸平氏(37)が14日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。ドジャースの大谷翔平投手(29)の元通訳で銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者(39)について言及した。
 水原容疑者は違法賭博の借金を返済するため、大谷選手の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正に送金したとされ、米司法省から11日(日本時間12日)に銀行詐欺容疑で訴追された。12日(同13日)、米ロサンゼルス市内にある連邦地裁に出廷した。地裁は保釈保証金を2万5000ドル(382万5000円)に設定。保釈の条件として、パスポートの返納、カリフォルニア州中央地区を離れることはできず、被害者との連絡、面会なども禁止。一切の賭博も禁止され、ギャンブル依存症の更生プログラムを受ける。条件違反の際に保釈保証金を納付する義務が生じる。

 司法省によると、水原容疑者が送金したのは21年11月から24年1月までで、水原容疑者が関係する機器やIPアドレスが使われていた。当局が入手した水原容疑者の賭博記録には、この期間中の合計賞金は総額1億4225万6769ドル(約218億円)、負けた金額は1億8293万5206ドル(約280億)で、損失額は4067万8436ドル(約62億円)にのぼる。

 斎藤氏は「プライベートまでサポートしていると思ったら、実は裏で全部の情報を操っているっていう、とんでもないことをやっていた。浮かび上がってきたことを考えていくと、ギャンブル依存症で追い込まれちゃったから大谷選手の口座に手を付けたというよりかは、かなり早い段階から計画的にやっていた」と推測。

 さらに「私が怒っているのは。代理人たちがこんなことが起きているのに日本人のスタッフを雇ってない。そういうことが、こういう問題を引き起こしている。彼らにも責任問題あると思う」と述べた。

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