桂宮治 笑点新メンバーを当日に聞いた「ギリッギリのギリのギリギリギリのギリまで…」
2024年04月14日 19:17
芸能
宮治は「笑点新メンバー発表されたか…。これね、全国の皆さんが、え?そこきたか?そうなったの?うそでしょう?みたいな感じになった先週の日曜日でした」と回想。自身も当日まで知らなかったといい、「私たちメンバーも、ホントにギリッギリのギリのギリギリギリのギリまで、ホントに当日まで全然教えてもらえなくて。ホントにね、他のメンバーの皆さんもびっくりするというか、そうか!そうきたか!みたいな、いろいろあったんですけど」と振り返った。
発表前には、駅のホームや立ち食いそば店など、様々な場所で新メンバーについて聞かれたといい、国民的関心事であることを実感していた。
そんな中、宮治は晴の輔の参加を確信していたという。理由の一つは、立川流の“復活”だった。笑点は前身の「金曜夜席」から立川談志さんが司会として活躍した。その後、落語協会を離れて落語立川流を創設。笑点からも距離を置いていった。宮治は「1回、談志師匠が作った笑点というものに、談志師匠の血をつながっている人たち、誰か入れるんじゃねえかな?というのも少しあって。ただ、それは小さいところだったのね」と分析した。
もう一つの理由は、メンバーのバランスだという。「“黄色いおじさん”、木久扇師匠はね、どう考えても全国民、我々メンバー、スタッフさん、どこの誰にどう聞いても、あの人に勝てる爆笑王って、いるわけがないのよ」。さらに、長く大喜利で活躍した6代目三遊亭円楽さんが22年に死去したことで、宮治は政治や世相を斬るタイプが入るのではと考えたという。
「キャラ的に笑いを取ったり、毒を吐いたりの(春風亭)一之輔兄さん、ただ政治的なことも言ったり、世相を斬ったりもするけど、6代目の円楽師匠ほどそれに徹しているわけじゃないから」。また「“黄色”にどうせ勝てないんであったら、スパン!と政治とか世の中を斬れる人をまず置いて、周りのみんなで黄色の穴を埋めていく、笑いを取っていく…すごい形になるなと思ったんですよ」とも推理した。
「実際メンバーとしてやった時に、一番こんな状況で必要なのは、そうか、あの円楽師匠っぽい空気感の人がいるとぐっと締まるのか…。で、周りが埋められないけど、木久扇師匠の黄色い色の爆笑をみんなで少しずつ、より頑張って埋めていこうというバランスが取れるなあ」。そのピースを埋めるタイプがまさに晴の輔だったといい、推理はズバリ当たった。
一之輔の加入時も、見事に的中したという宮治。「落語家を辞めて探偵になろうかな?こんなに2連発で当たるんでしょう?俺もう次、誰が辞めるか当てようかな?」と笑って明かしていた。