萩本欽一が桜を植樹 次回仮装大賞に言及「先に言っておくと100回は厳しいかも」に報道陣ドキッ

2024年04月14日 21:45

芸能

萩本欽一が桜を植樹 次回仮装大賞に言及「先に言っておくと100回は厳しいかも」に報道陣ドキッ
桜の植樹祭に出席した萩本欽一(撮影・松永柊斗) Photo By スポニチ
 タレントの萩本欽一(82)が14日、神奈川県伊勢原市の龍池山高岳院で「わたしの街の未来の桜プロジェクト」植樹式に出席した。同所には2020年に亡くなった澄子夫人をしのんで命名された情黙大弁財天像をまつる堂と自身や関根勤(70)の言葉が刻まれた記念石碑が建つ。伊勢原市に新しい桜の名所を作ることを目的に飲料メーカー伊藤園と協力し、定期的に桜の植樹を行っている。
 今年は「欽ちゃん桜」と「スミちゃん桜」と名付けられた2本の夫婦桜、3本のしだれ桜の計5本が植えられた。欽ちゃんの駒沢大学仏教学部時代の学友で高岳院住職の松本隆行氏は「欽ちゃんが元気でいるうちに、なんとか桜を満開にしたい」と意気込んだ。式では集まったファンとも交流。11年に亡くなった相方で「コント55号」の坂上二郎さんとの思い出などを語った。「本当にいい人。文句を言われたことがない」としのんだ。

 イベント後の取材では、今年2月に3年ぶりの復活を果たした日本テレビの名物特番「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」に言及。有観客収録は4年ぶりだったといい、「こんなに大きな拍手をもらったのは初めて」とうれしそうに振り返った。

 欽ちゃんは21年2月の放送で「今回で私、この番組終わりね」と発言し、一度勇退を宣言した。その後、スタッフらの熱烈なラブコールで復帰を決意。今回の99回目の放送に臨んだ。

 「出てきた時に辞めたのにまずいなという気分があった」と告白。その際に出演した男児から「欽ちゃんありがとう」と声をかけられると、うれし涙が出そうになったという。「これから笑いをやろうとしているのに、泣きの番組にしてはいけないと堪えた。でもそういった気分の良さが、途中でできなくなるかもしれないと言っていたのを最後まで持たせてくれた。自分でも理解できない。できたんじゃない。やってしまった」と収録を振り返った。

 番組は次回で節目の100回放送を迎える予定だが「今から言っておくと、100回は危ないね」と語り、報道陣をドキッとさせた。体調の変化に触れ、テレビ番組の収録中に椅子に座るようになったことを告白。「今までテレビにいて、絶対に座ることをやらなかったの。出された椅子に座るようになったら終わり。テレビで私に椅子を出す人はいなかった。でも今はすぐに出すし、すぐ座る」と自虐的に話して笑いを誘った。

 それでも、この日は観客に少しでも近づこうと自ら歩み寄り、斜面にしゃがみこんでしゃべるなど元気な姿を見せた。観客からも100回出演を望むコールが発生。改めて欽ちゃん仮装大賞出演への期待の高さをうかがわせた。

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