キダ・タローさん 「六甲おろし」の歌われ方にクレーム 「音符通り歌わないと古関裕而さんに失礼や」
2024年05月16日 14:11
芸能
![キダ・タローさん 「六甲おろし」の歌われ方にクレーム 「音符通り歌わないと古関裕而さんに失礼や」](/entertainment/news/2024/05/15/jpeg/20240515s00041000712000p_view.webp)
同局とキダさんの関わりは深く、ABCラジオでも数多くの番組に出演、またはテーマ曲を作曲していた。この日は「おはようパーソナリティ」でMCを務める同局の小縣裕介アナウンサーが「非常に深くかかわっていただいた」と悼んだ。
同番組は1970年代後半から45年にわたって、同局の元アナウンサー道上洋三氏がパーソナリティを務めていた。阪神タイガースが勝った翌日は「六甲おろし」を歌うのが定番で、今もその伝統は続いている。その「六甲おろし」の歌い方にクレームをつけ「音符通り正しく歌うように」と指導していたのがキダさんだった。
指摘していたのはサビの部分。♪かーがやーくわがーなーぞ、はーんしーんタイガース♪と歌うファンがが多い中、キダさんは「むやみに伸ばさない。♪かーがやーくわが・な・ぞ、は・んしーんタイガース♪です。音符通り歌わないと(作曲の)古関裕而さんに失礼や」と厳しかった。小縣アナは前日に阪神が勝ったため「六甲おろし」をキダさんの指導通りに熱唱。「キダさん、こんな感じで大丈夫でしょうかー」と天に声を届けていた。