【体操】宮田笙子「最後まで、できて良かった」 痛みに耐えて初の五輪代表へ首位キープ NHK杯

2024年05月16日 19:37

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【体操】宮田笙子「最後まで、できて良かった」 痛みに耐えて初の五輪代表へ首位キープ NHK杯
<体操NHK杯第1日>平均台の演技を終えほっとした表情の宮田笙子(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【体操・NHK杯第1日 ( 2024年5月16日    群馬・高崎アリーナ )】 パリ五輪最終選考会を兼ねて女子が行われ、3連覇を狙う宮田笙子(しょうこ、19=順大)が4月の全日本個人総合選手権との合計162・863点で首位に立った。
 全日本で初優勝を果たしたエースが意地を見せた。左足を負傷している中、得意の跳馬では全体1位の14・300点。「試合前のケアを入念にした。平均台の後に痛みが出たが、最後まで、できて良かった」と痛みに耐え、「特に後半種目は怖かった。でも、その恐怖心に勝てた」と語った。

 段違い平行棒でダイナミックな演技を見せ着地も、しっかり決めた。「少し距離が出た技もあったが、最後に着地を狙いにいけた。最後まで集中してできたのは良かった」と手応えを口にした。

 床運動では転倒するミスがあった。全体19位の11・733点という結果に「いつもより高さが出てしまった。でも、こんなこともあるなと思った」と前向きに語った。

 4種目合計は3位の53・065点だったが、初の五輪代表に向けて首位をキープ。「最悪の状態でも代表に入れる」と自信を示し、「明日は休めるので、あさってに向けて調整できる」と見据えた。

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