山崎育三郎「一生分、着替えました」 出演ミュージカル1公演の驚異的な早替え回数

2024年05月16日 23:10

芸能

山崎育三郎「一生分、着替えました」 出演ミュージカル1公演の驚異的な早替え回数
山崎育三郎 Photo By スポニチ
 俳優の山崎育三郎(38)が、16日放送のNHK「SONGS」(木曜後10・00)にゲスト出演し、過去に出演した大忙しな舞台について語った。
 ミュージカル歴26年の山崎が今年1月、挑戦した舞台が、日本初演のブロードウェー・ミュージカル「トッツィー」。山崎は売れない中堅俳優のマイケルという役どころで、女性限定のオーディションに参加するため、ドロシーと性別を偽るため、一人二役を演じた。そのため、1公演で30回もの早着替えが発生するという。

 MCの大泉洋から「いや~、話題でしたね。トッツィー」と振られると、山崎も「これは大変でしたね。早替えがとにかく大変で。30回でしたね」と返答。大泉は「絶対嫌だね。着替えるの、大っ嫌いですから」と顔をゆがませた。

 演じる役の性別が変わるため、ただ服を着替えるだけの早替えとはわけが違う。上着、ズボン、帽子、靴、かつら、アクセサリー、メーク、ネイルと、すべてチェンジだという。

 早替え時間について、大泉が「3分くらいないと怖いですね」と予想すると、山崎は「これは、リアルに…30秒です」と告白。大泉は目を丸くして驚いた。

 山崎は「ハケてから、ステージに行くまで全部合わせたら40秒くらいなんですけど」と明かし、「1歩ハケた時から、脱ぎながら、皆さんがいるところに駆け込んで。立って着替えます。バーって脱いで、パンツ一丁になって、こういって…」と、ジェスチャーを交えて説明。「下からドレス着せてもらって、ネイルして、ブラジャーしてもらって、かつら付けてもらって、メガネ付けてもらって、ヘアメークさんにチークと口紅…30秒ですから。バババババ…って。入って!って、バッて行って、今度それで女性で歌い始めるという」と、驚きの舞台裏を明かした。

 1日2回公演の日もあったといい、着替え回数は合計60回。さらに、「1月から3月までやったんですけど、79公演ありましたから」。30回の着替えが79公演で、単純計算では2370もの着替えをしたことになる。山崎は「一生分、着替えました」としみじみ振り返った。

 大泉は「家帰って、もう1回着替えなければいけないからね。パジャマにね」と付け加え、その忙しさに賛辞を送った。すると山崎は「2回公演終わって。朝6時に(子供が)“キャッチボールしよう!”ですからね。“キャッチボールしよう!”、“…はい”って」と笑わせていた。

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