【甲子園】“広陵のボンズ”真鍋慧「つなぐ広陵の野球ができた」夏の甲子園初打点など2安打3打点

2023年08月11日 12:59

野球

【甲子園】“広陵のボンズ”真鍋慧「つなぐ広陵の野球ができた」夏の甲子園初打点など2安打3打点
<広陵・立正大淞南>6回2死満塁、適時二塁打を放つ広陵・真鍋(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第6日・2回戦   広陵8―5立正大淞南 ( 2023年8月11日    甲子園 )】 大会第6日の第2試合では、今春のセンバツ4強で夏は5年ぶり24回目出場の広陵(広島)が8―3で、11年ぶり3回目出場の立正大淞南(島根)に勝利。準優勝した2017年以来6年ぶりの初戦突破を果たした。春夏通算77勝目で、東邦(愛知)と並んで7位となった。中井哲之監督は、春夏38勝目で、池田高の蔦文也元監督、日大三高の小倉全由前監督を抜いて9位となった。
 プロ注目の大砲で“広陵のボンズ”の異名を持つ真鍋慧(けいた、3年)がマルチ安打をマークし、夏の甲子園初打点も挙げた。

 初回2死の第1打席は、立正大淞南の右腕・山下羅馬(3年)から左前打。3回1死三塁の第2打席は2番手右腕・日野勇吹(3年)の前に左飛、5回1死の第3打席は中飛だったが、6回2死満塁の第4打席で、左中間への大飛球を放ち、相手左翼手が風の影響を見誤ったこともあり3点二塁打となった。8回2死二塁の第5打席は四球だった。広島大会6試合では、20打数5安打(打率・250)、1本塁打、5打点。本来の力を発揮できなかったが、大舞台で結果を出した。

 試合度、真鍋は、6回の3点二塁打を「チャンスで回ってきたので絶対に打つという強い気持ちで打席に入りました。少し擦った当たりにはなりましたが、ヒットになってよかったです」と振り返り、「つないでつないでどこからでも点を取る広陵の野球ができた」と笑顔を見せた。そして、次戦に向け「守備からリズムをつくって1つでも上に行きたい」と話した。

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