【甲子園】完封勝利で沖縄大会から40回1/3無失点 沖縄尚学・東恩納蒼「70点ぐらい」自己評価厳しめ

2023年08月11日 10:04

野球

【甲子園】完封勝利で沖縄大会から40回1/3無失点 沖縄尚学・東恩納蒼「70点ぐらい」自己評価厳しめ
<沖縄尚学・いなべ総合> 5回を無失点で終えた沖縄尚学・東恩納 (撮影・須田 麻祐子)  Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第6日2回戦   沖縄尚学3-0いなべ総合 ( 2023年8月11日    甲子園 )】 大会6日目の第1試合は2年ぶり10回目の出場となった沖縄尚学(沖縄)が、7年ぶり3度目の出場となったいなべ総合(三重)に快勝。前回出場した2021年に続く初戦突破となった。
 沖縄大会で決勝の日本ウェルネス戦で完封勝利するなど、計31回1/3を投げ、無失点と防御率0・00を誇ったエース・東恩納蒼(3年)が完封勝利。立ち上がり、先頭から2者連続で空振り三振に仕留め勢いに乗った。6回に連打と野選で1死満塁のピンチを背負ったが、相手5番、6番を二者連続空振り三振に打ち取り、本塁だけは踏ませなかった。これで沖縄大会から40回1/3を無失点となった。

 試合後、東恩納は「無失点で切り抜けるのを目標でやって、それが達成できてとても嬉しいです」と笑顔。甲子園で初の完封勝利に「甲子園で投げて無失点で抑えることが第一の目標だったので、それができてとてもほっとしています」と汗を拭った。

 完封勝利ながら、三者凡退は初回だけと毎回のように走者を背負う投球となり「少しでも甘いコースに行くと打たれてしまうので、それが今日の反省点かなと思います」とし「70点ぐらい。高めに浮ついたり、冷静さがなかったので、次はしっかり修正してやっていきたいです」と反省も忘れなかった。

 3点リードの6回には1死満塁のピンチで二者連続三振。「絶対、取られたくない気持ちがあったので、そこで少しギアを入れて投げて、しっかり連続で三振が取れたのでとても良かったです」と安堵の笑み。地方大会からの無失点記録は継続し「まだまだ試合が残っているのでそこも無失点で切り抜けられるようにやっていきたい」と語った。

 創成館(長崎)との次戦に向けて「やっぱり今日は変化球中心のピッチングになったので、次は真っ直ぐ中心でやっていきたいです。次もしぶとい相手だと思うので無失点で切り抜けて、投打かみ合った沖縄尚学の野球を見せたい」と意気込んだ。

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