巨人・横川凱 プロ最長8回&プロ最多114球熱投3安打1失点も報われず 9回に中川が逆転2ラン被弾

2023年08月11日 16:43

野球

巨人・横川凱 プロ最長8回&プロ最多114球熱投3安打1失点も報われず 9回に中川が逆転2ラン被弾
<巨・D>2回、ソトから三振を奪い、声を上げる巨人の先発・横川(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人2―4DeNA ( 2023年8月11日    東京D )】 巨人の5年目左腕・横川凱投手(22)がDeNA戦(東京D)に先発登板。プロ最長の8回、プロ最多の114球を投げて3安打1失点の熱投を見せたが、6月23日の広島戦(マツダ)以来、先発では5月18日のヤクルト戦(神宮)以来となる今季5勝目(4敗)を手にすることはできなかった。
 初回、宮崎に四球を与え、3回に山本に三遊間を抜かれる安打を打たれたものの、6回まで三塁を踏ませない投球でわずか被安打1。スコアボードに「0」を並べ続けた。

 味方打線は相手先発左腕・東に苦しみながらも5回に長野の犠飛で待望の先制。だが、1―0のまま突入した7回だった。1死から牧に右中間二塁打されると、続くソトに左前適時打されて1―1と追いつかれた。

 そして、8回先頭で打席が回った横川の代打に出た梶谷が三ゴロに倒れた直後だった。横川を勝利投手にするにはこの回に勝ち越すしかなかったが、1番に起用された38歳の長野が左翼スタンドへ起死回生の4号ソロ。東のこの試合80球目、外角カーブを完璧に捉えた。

 このまま勝てば横川が5勝目を手にするところだったが、9回に登板した2番手左腕・中川が牧に看板直撃の逆転2ランを浴びて消滅した。

 横川は今月4日に出場選手登録され、同日の広島戦(マツダ)に先発登板するも勝利投手の権利を得るまであと1イニングだった4回3安打2失点で降板し、今季5勝目を手にすることができず。2打数2安打で迎えた5回、2死満塁で打席が回ると代打・中田翔が出されて降板となり、呼び戻されて座ったベンチでは打撃用手袋を叩きつけて悔しがっていた。

 ▼横川 前回は、悔しい思いでマウンドを降りてしまったので、いつも以上に気持ちが入ったマウンドでした。全球種を、しっかり操ることができ、丁寧に投げられたことが良かった。7回の牧選手に追い込んでから長打を打たれた投球は反省して、次回もきょう以上の投球ができるよう準備します。

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