“38歳の夏男”巨人・長野が8月3発目、一度は勝ち越し4号ソロも空砲 チーム全打点叩き出すも…

2023年08月11日 17:01

野球

“38歳の夏男”巨人・長野が8月3発目、一度は勝ち越し4号ソロも空砲 チーム全打点叩き出すも…
<巨・D>8回、勝ち越しソロを放ち、チームメートに迎えられる長野(右)(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人2―4DeNA ( 2023年8月11日    東京D )】 巨人の長野久義外野手(38)がDeNA戦(東京D)に「1番・左翼」で先発出場。5回に先制犠飛、8回に一度は勝ち越しとなる3試合ぶりの4号ソロを放ってチームの全2打点を叩き出したが、チームは逆転負けを喫して4連敗となった。
 横川、東と両左腕の投げ合いで息詰まる投手戦となった。長野は5回、1死満塁で東から右犠飛。待望の先制点を奪った。

 そして1―1で迎えた8回、先頭で打席が回った横川の代打に出た梶谷が三ゴロに倒れた直後だった。横川を勝利投手にするにはこの回に勝ち越すしかなかったが、長野が左翼スタンドへ起死回生の4号ソロ。東のこの試合80球目、外角カーブを完璧に捉えた。

 このまま勝てば横川が5勝目を手にするところだったが、9回に登板した2番手左腕・中川が牧に看板直撃の逆転2ランを浴び、横川の白星が消滅。3番手右腕・菊地も元巨人・大田に3号ソロを被弾して敗戦となった。

 5年ぶりに巨人復帰を果たした長野は6日の古巣・広島戦(マツダ)で相手先発右腕・大瀬良から左翼スタンド上段へ2号ソロ。8日の阪神戦(東京D)では相手先発右腕・西純からバックスクリーン左へ2戦連発の3号2ランを放っており、これで8月は3本目の本塁打となっている。

 前日10日の阪神戦(東京D)では巨人復帰後初となる3安打猛打賞。チームは逆転負けを喫したが、気温上昇とともに打ちまくる“夏男”の本領発揮となっていた。

 なお、これで長野の8月の打撃成績は打率.300(20打数6安打)、3本塁打、5打点となっている。

 【長野久義の今季本塁打】
4月26日 阪神戦(甲子園) 岩貞から左中間へ1号3ラン
8月6日 広島戦(マツダ) 大瀬良から左翼へ2号ソロ
8月8日 阪神戦(東京D) 西純からバックスクリーン左へ3号2ラン
8月11日 DeNA戦(東京D) 東から左翼へ4号ソロ

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