【甲子園】清原勝児 代打で左飛も「感覚は良かった」大歓声は「力に変えようと」父・清原和博氏も観戦

2023年08月11日 16:22

野球

【甲子園】清原勝児 代打で左飛も「感覚は良かった」大歓声は「力に変えようと」父・清原和博氏も観戦
<慶応・北陸>7回、左飛に倒れた慶応・清原勝児(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第6日2回戦   慶応9-4北陸 ( 2023年8月11日    甲子園 )】 5年ぶり19度目の慶応(神奈川)が7年ぶり14度目の北陸(福井)に勝利。前回出場した2018年以来、5年ぶりに甲子園での勝利をつかんだ。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男・勝児(2年)が7回、代打で登場。左飛に倒れたものの聖地からは大歓声が沸き起こった。
 9-0の7回、先発した小宅雅己(2年)に代わり、代打で清原の名前がコールされると甲子園は大歓声。1ボール1ストライクからの3球目、真ん中付近の直球を強振。痛烈な打球が左翼へ飛んだが、左翼手に捕球され結果は惜しくも左飛だった。

 試合後、清原は「とにかく楽しんで打席に立つというのを念頭に置いてやってました」と振り返り「少し泳いだんですけど、感覚は良かったです」と手応えを口にした。

 代打で登場する際、球場内に「清原くん」とアナウンスされるとどよめきや歓声が。清原は「すごい声援をいただいて本当に感謝という言葉が出てきて、それを力に変えようと打席に入りました。しっかり振れたというのは良かったので、次この経験を生かして頑張っていきたい」と語った。

 この日は、父・和博氏も球場で観戦。左飛に倒れた瞬間は天を仰ぐように悔しがった。家族からは「“楽しんでこい”って言葉を全員からもらった」とし「その通り楽しめたと思うので、次もしっかり楽しんでいきたい」と快音こそ響かなかったものの前を向いた。

 今春センバツの仙台育英戦は5打数1安打もチームは惜敗。春からの成長については「しっかり練習をどれだけ本気でやれるかっていうのが、自分の中でとても大事にしてたので、それをできたからこそ大舞台で楽しめた。春から夏にかけて、自信を持って打席に立つためにやってきたので、練習したかいがあったなと思います」と胸を張った。

 高校時代、甲子園で歴代最多となる通算13本の本塁打を放った父・和博氏については「すごい偉大な選手で目標としている選手でもあるので、そこを目指して超えられるようにという思いでやってます」とした。

 今夏はベンチスタートが続いているが「スタメンで出たいってのはあるんですけど、やることは変わらないので、チームに貢献するってのはどの立場でも変わらないので、スタメンで出たいですし、出なくてもチームを支えたり自分にできる最大限の準備をします」と語った。

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