【甲子園】宮崎学園 痛恨失策響き逆転負けでナイン涙 一時4点リードも…指揮官「こんな展開になるとは」

2023年08月11日 19:11

野球

【甲子園】宮崎学園 痛恨失策響き逆転負けでナイン涙 一時4点リードも…指揮官「こんな展開になるとは」
<宮崎学園・文星芸大付属>文星芸大校歌を涙ながらに聞く宮崎学園ナイン(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会 2回戦   宮崎学園7-9文星芸大付 ( 2023年8月11日    甲子園 )】 大会第6日目第4試合では、初出場の宮崎学園は16年ぶり11度目出場の文星芸大付(栃木)に逆転の7-9で敗れ、春夏通じて甲子園初勝利はならなかった。
 2点を追う4回、1死から4番・斎藤の二塁打と二連続四死球で満塁とし、7番・丸山が右前適時打。敵失も絡んで走者一掃となり逆転に成功した。浦田の内野安打、斉藤の中前適時打と続いて打者10人の猛攻を見せ、一挙5点。5回にも丸山のスクイズなどで2点と着実に加点した。

 投げては2年生ながら甲子園からエースナンバーを背負った1メートル89の長身左腕・河野が力投。長身を生かした角度のある直球やチェンジアップを有効に使い、懸命に投げ続けた。

 しかし、8回、河野がつかまり、無死一、三塁から9番・工藤が右前へ適時打。右翼・川越が打球を後逸し、外野後方をボールが転々とする間にそのまま走者一掃で逆転を許した。河野は15安打を浴びながら164球を投げ抜いた。

 崎田忠寛監督は「こんな展開になるとは思わなかった。流れの中で点の取り合いになったが、大事なところでエラーが出てしまった。河野は踏ん張ってくれるのではないかと思ったが、甲子園独特の雰囲気の中で思ったように投げられたなかったのではないかと…継投は考えていませんでした。ここまで一人で投げて勝ち上がってきたので」と振り返った。

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