【甲子園】宮崎学園 2年生左腕が164球完投も…初出場初勝利ならず 痛恨失策響き文星芸大付に逆転負け

2023年08月11日 18:54

野球

【甲子園】宮崎学園 2年生左腕が164球完投も…初出場初勝利ならず 痛恨失策響き文星芸大付に逆転負け
<宮崎学園・文星芸大付> 先発する宮崎学園・河野 (撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会 2回戦   宮崎学園7-9文星芸大付 ( 2023年8月11日    甲子園 )】 大会第6日目第4試合では、初出場の宮崎学園は16年ぶり11度目出場の文星芸大付(栃木)に逆転の7-9で敗れ、春夏通じて甲子園初勝利はならなかった。
 2点を追う4回、1死から4番・斎藤の二塁打と二連続四死球で満塁とし、7番・丸山が右前適時打。敵失も絡んで走者一掃となり逆転に成功した。浦田の内野安打、斉藤の中前適時打と続いて打者10人の猛攻を見せ、一挙5点。5回にも丸山のスクイズなどで2点と着実に加点した。

 投げては2年生ながら甲子園からエースナンバーを背負った1メートル89の長身左腕・河野が力投。長身を生かした角度のある直球やチェンジアップを有効に使い、懸命に投げ続けた。

 しかし、8回、河野がつかまり、無死一、三塁から9番・工藤が右前へ適時打。右翼・川越が打球を後逸し、外野後方をボールが転々とする間にそのまま走者一掃で逆転を許した。河野は15安打を浴びながら164球を投げ抜いた。

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