日本ハム・北山 投打で万全!ストラックアウトで8枚抜き→バッティング無料券ゲットし打撃も磨く

2024年06月04日 06:00

野球

日本ハム・北山 投打で万全!ストラックアウトで8枚抜き→バッティング無料券ゲットし打撃も磨く
昨年6月、巨人との交流戦で適時打を打つ北山 Photo By スポニチ
 日本ハム・北山が“秘密の特訓”の成果を見せる。4日の広島戦(マツダ)で先発。8番で起用された昨年6月4日の巨人戦では2安打2打点で勝利に貢献しており、今季も投打二刀流でのフル回転を誓った。
 「打席を楽しめるようなピッチング内容にしたい。打席が楽しめれば、ピッチングの内容も良いはず」

 3勝目を挙げた5月15日西武戦の翌日に降格。新庄監督からは「真っすぐを磨いてきて」と言い渡された。36イニングで18四死球だったことで、直球の制球力の向上にも着手。2軍調整中だった先月下旬には育成の山本晃と気分転換も兼ねて、千葉県鎌ケ谷市にある2軍施設から近い市川市のアミューズメントパーク「大慶園」内のバッティングセンターへ向かった。20球を1回打った後、ストラックアウトも挑戦。9枚中8枚を射抜いたことで、賞品の「バッティング5回券」をゲットした。

 その5回券を使用し、北山は一般客に交じって黙々とバットを振った。京都成章で通算5本塁打した打撃センスを磨き直すべく、120~130キロのマシンを相手に約100球の打ち込み。山本晃は「センター返しを意識して、低く強い打球を打っていた」と語り、本職の投球についても「真剣です。1軍では制球が重視されるので、ゾーンで勝負していた」と証言した。

 新庄政権の過去2年間で1勝5敗と苦戦する広島戦だが、指揮官は「全部見ていますよ。打球方向とかも頭に入っています」と研究済みだ。チームは貯金8の3位。1軍復帰戦となる北山も「自分の投球をすれば、良い内容になっていくと思う」と意欲的だ。5月30日の阪神戦で「6番・投手」で先発し、決勝打を放った山崎に続く二刀流で今季4勝目を狙う。(清藤 駿太)

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